今から2014年2月15日、いつもは雪がほとんど降らない山梨県に2メートル近い大雪が降りました。

駐車場にすらたどり着けなかったあの日

 

私は長野県出身で雪には慣れていますが、山梨の大雪はワケが違います。まちに除雪機能なんてないし、雪かきも長靴も手に入らない。道路は雪に閉ざされ、陸の孤島に。

 

雪かきがなかった私は、玄関のちりとりでなんとか応戦しようと思ったけど15秒で断念しました。

 

車なんて出せないから、徒歩移動。田舎ゆえ徒歩圏内に自販機すらなく、ようやくたどり着いたコンビニの棚が本当の本当に空っぽだったとき、ただ事ではないと思いました。あのとき、スーパーやまとのお店の灯が希望の光に見えたんだよなぁ。

 

翌日、行きつけのラーメン店で熱々のラーメンを食べられた時、感動して涙が出そうでした。

通い慣れたいつものラーメンでも、シチュエーションが変われば、涙が出るほど嬉しいものなんです。

 

そして、スペイン滞在中のクリスマスの今日は、旦那と共にめちゃくちゃ楽しみにしていたイベントを実行していると思います。それは・・・

 

どん兵衛のきつねうどんを食べること!

 

日本に居て、結婚して初めて迎えるクリスマスで夫婦揃ってどん兵衛をすすってたら泣けてきますが、スペインではクリスマスはほとんどのお店がお休みするらしいので、旅の真ん中でそろそろ旦那がスペイン料理も飽きる頃だろうし、食料に困らぬよう日本でカップ麺を調達していたんです♪

スペインに旅立つ前に、旦那に「何が楽しみ?」って聞いたら「どん兵衛」って言っていました。おいおい!笑

 

シチュエーションで物の価値は変わる。

 

上記は極端な例ですが、POPやチラシなどで商品の魅力を伝えるときは、その商品の価値が発揮されるシチュエーションを伝えてみましょうね〜!


源泉舘さんのこちらの商品ですが、数種類ある中で一番売れています。

だけど、何も伝えなければ、これが人気商品だと気づいてもらえません。

 

そこで!

 

POPをデコレーションする「POPデコパーツ」をつくってみました!

まずは人を先に描いたら、その上に「人気ナンバー1」と文字を入れ、枠を描いたら完成!

 

下絵が乾いてから、コピックで色を塗りました!

ラミネートをして仕上げたら、POPの右上にでも貼れば完了!

 

あっ!写真撮るの忘れた〜!涙

 

ちなみに、このPOPデコパーツは、ラミネート後に両面テープなどで貼ることで、別のPOPに付け替えることもできます!

 

「人気第1位」「新商品」「焼きたて」「季節限定」などのPOPデコパーツをつくっておくと、再利用できるので便利ですよ〜!


「商品の使い時を絞りましょう!」これは、POPセミナー中に必ずお伝えしていることです。

 

私は出張でコンビニに寄れば、健康のお守りがわりにほぼ毎回「R-1」を買っています。そうそう、ちょっと前からパッケージが新しくなったのをご存知ですか?

こんな感じで、使い時を絞っているんです!これなら受験生や仕事を頑張った人など、ハッとして手が伸びちゃいそうですね。

 

「うちは小さな会社だから、パッケージにお金がかけられないの〜!」そんなメーカーさんは、手書きPOPを活用してみましょう。

 

小売店に商品を納品するだけじゃなくて、その商品の「使い時」を伝えるPOPを、内容だけでなく、サイズやテイストを変えて何パターンもつくって、商品と一緒に納品しましょう。

メーカーも卸も販売店も、みんなで「お客さんが手に取りやすくなる方法」を考えて行動していけたら、もっともっと楽しい売り場になるはず!

 

パッケージやPOPが楽しくなってきた最近のコンビニで、そんなことを考えてワクワクしてしまいました♪

そんなタイミングで、徳島で伝わるパッケージをつくっている、パッケージまつうらさんがパケ買いアワードなるものを発表しました!

第1回パケ買いアワード 結果発表!

私も審査員を務めさせていただいたんですが、改めてパッケージはおもしろい!と思いました。身のまわりの商品も、意識してみてみると工夫されたパッケージが多いですよね。

 

こんなところにも目を向けていったら、どんどん販促の感性が磨かれていきそう!