別にプロみたいに上手にならなくていいから、「そこそこ上手に描いてみたい!」という方のために、そこそこイラストが上手な私がコツを紹介します!笑

もちろん、人それぞれ描き方やコツがあるので、「一つの参考」として見ていただけたら嬉しいです!

 

まずは、次のイラストを「何も見ない状態で」描いてみてください。今日のブログは実際に描いてみてから読んだ方が楽しめるので、ぜひ簡単でいいので、描いてみてくださいね!

 

ライオン

 

どんな感じで描けましたか??

 

 

私はこんな感じに描けました!自分で言うのもアレですが、そこそこ上手ですね!笑

次に、「イラストが苦手な人」に実際にライオンを描いてもらいました!

ふむふむ。実際に描く様子を見ていたんですが、面白い発見がありましたよー。ここからは得意な私と苦手な人とのイラストを比較をしながら解説していきますね!

 

1.描き始め

得意:輪郭から描く

苦手:目から描く

 

目から描くと、それに合わせて他のパーツを描かなければならず、バランスを取るのががとても難しくなってきてしまいます。だから、まずは輪郭を描いてから、細部を描いていった方が簡単です。

 

それから、顔の可愛さを左右するのは「目」です。鼻と口を描き終えた後に目を入れることで、可愛く描けますよー!

 

2.表現にこだわった特徴

得意:たてがみ>キバの生えた大きな口

苦手:口の上のぷっくり>たてがみ

 

イラストを描く上で、「特徴」を捉えて表現することはめちゃくちゃ重要です。 例えば、ウサギなら耳が長いとか、鬼なら角が生えてトラ柄パンツを履いて金棒を持っているとか。

 

でも、せっかくの特徴も、どの特徴を強調するかによって「メインの特徴」がわかりづらくなってしまう場合があるので注意が必要です。

 

確かにライオンには口上にぷっくりとした部分がありますが、これは猫もトラ同じ。ライオンならではの特徴としては「たてがみ」が最もわかりやすいものと言えますね。

 

今回、苦手な人は口上ぷっくりに一番長い時間かけて苦戦して、肝心なたてがみを描く頃には、もう諦めモードで適当にササッと描いてしまいました。

 

簡単な話をすると、たてがみさえ強調すれば、他の特徴を消したとしても「ライオン」と認識しやすくなるんです。苦手な人ほど特徴は絞ることが重要なのかもしれませんね。

そして、得意な私と苦手な人には決定的な違いがあることを発見しました!長くなったので、次の記事に続きま〜す!

イラストがそこそこ上手に描けるようになるコツのつづき


ブログを読んでいただいた方から、お問い合わせをいただきました。

 

・センスがなくてPOPが書けない

・何から始めたらいい?

・人の書いたPOPは真似してもいいの?

 

まず、「センスがなくてPOPが書けない」とのことですが、ハッキリと言います。POPにセンス(絵心・文字の上手さ)は必要ありません。

そもそもPOPは何のために書くのか?というと、商品の魅力を伝えるためだったり、その商品を使うことで得られる素敵な未来を伝えるためです。言わば「お客さんのお役に立つため」のもの。

 

こうして商品の価値が伝われば結果的に「売れる」んです。つまり、「上手 = 伝わる(売れる)」ではない!ということを最初に理解しておくことが大切です。もちろん、POPに限った話ではありません。

 

従来の手書きPOPといえば、デザイン性のある文字の書き方だとか、見た目の綺麗さを追求するものが多かったと思いますが、綺麗なPOPで商品の良さは伝わるのか?と言われたら、違いますよね。

これまでに私のPOPセミナーに参加してくれた方の実際の話です。

 

ブルーベリー農家のおじいちゃんがプルプル震える手で一生懸命書いたPOPを、売れ残ってしまう道の駅の売り場に貼ったら、その日から毎日完売するようになりました。

 

初めてPOPにチャレンジするお菓子屋さんのスタッフさんが、「食べたらハマる!」と一言だけ書いたPOPを貼ったら、次々と商品が売れ、本人の目の前で完売してしまいました。

 

二つのPOPにはイラストもなければ色もありませんでした。白い紙と黒いペン。使ったのは、これだけです。

ではPOPづくりに必要なものは何か?と聞かれたら、「伝える力寄り添う心」です。自己満足の上手なPOPではなく、お客さんのお役に立つことを意識すれば伝わるPOPは書けます!

 

絵心なんかなくても気にしないでくださいね。絵が描けなければ文字だけでもいいし、文字に自信がなければ、ただ読みやすいようにだけ意識を向けて、ゆっくり丁寧に書きましょう。

 

固定観念は捨てましょう♪「POPはこうでなければならない」なんて決まりはないのだから、曲がったって、ズレたって、別に大丈夫です。

 

長くなってしまったので、続きはまた後日に!もし不安なら、ぜひ私の本を読んでくださいね♪ 苦手が楽しいに変わるように書いた本ですから♪

売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方

 

さて、昨日のマンツーマン講座に来てくれたのは、柔らかな笑顔の裏にアツすぎるハートを持った、広島のなつさん!

ある食品のPOPを書かれているのですが、なつさんの素敵なところは、POPを書く前に一度家で料理をして、味の感想や使い心地などをノートに書き出して、一番ピンと来たものをPOPに書いているところ!

 

ずっとセミナーに参加できる機会を待っていてくださって、ようやくお会いできました!

 

かなりワクワクする未来図が描けましたよ!なつさんのPOP、近い将来全国に広がるだろうな〜!

 

さーて、今日は昼と夜の2講座!楽しむぞー!


この土日は姪っ子たちとずっと密着していた二日間でした。常に誰かが私のひざか背中の上に乗っている状態でクタクタでしたが、楽しい時間でした。

 

「父の日」ということで、三姉妹はそれぞれパパへのメッセージカードづくりにチャレンジ。

 

サッパリとシンプルなイラストとメッセージだけの長女。カードに仕掛けをたくさんつくる次女。お姉ちゃんたちのいいとこ取りをする三女。3人それぞれの個性が出ていて、見ていてすごく面白かった!

彼女たちの制作風景を見ていて、「販促物もこうやって作れたら素敵だな」と思いました。

 

当たり前ですが、彼女たちのお手紙はパパを喜ばせて何か自分たちに得になるように、戦略やテクニックを必死に使って書かれているわけではありません。

 

「ごはんつくってくれてありがとう。おしごとがんばってくれてありがとう。これからもげんきでいてね。」とパパに感謝のメッセージを伝えている手紙はとても感動的だったし、パパはそんな娘たちを一層愛おしく思うでしょう!

 

それぞれの小さな手に握られたお手紙には、「伝える」の基本が詰まっていると感じました。

 

私はよく「チラシがどうしても売り込みの内容になってしまう」という方に対して、「チラシと呼ぶのをやめて、別の名前を付けてみましょう!」という話をします。

 

例えば「感謝のお手紙」だったら「買ってよ買ってよ」な内容にならないし、「ワクワク通信」であればワクワクしない内容は却下になりますよね。

 

もし、いくらチラシを出してもお客さんの反応がイマイチなら、お客さんに「感謝のお手紙」を書くつもりでチラシ作りをしてみてください。きっと仕上がるものが変わるはずです!

 

充実した二日間でした。