昨年のこと。いただきものの甘々ワインがとても美味しかったので、会社名をネットで調べてお取り寄せしました。

その後、そのワインの会社からDMが届き、見ているうちに「あ〜、そういえば美味しかったよなぁ〜」と思い出して再び注文。最初の注文の3倍も購入しました。

 

それからこのワインのことはすっかり忘れ去っていたんですが、久々にDMが届きました。旦那とアレコレ言いながら見ていたんですが、なんとなく今回は「まぁ、いっか〜」ってことになって注文せず。

 

でも、今後一切買いたくないわけじゃなくて、今回はなんとなく買わなかっただけで、またいつかは絶対に買う気満々です。

さて、私のセミナーの中で、お手紙講座があるんですが、その中で「人は忘れちゃう生き物だから、思い出してもらうためにもDMやお手紙は大切ですよ〜」てなお話をします。

 

今回のワインのDMがまさにそれだな〜なんて、しみじみ思いました。

 

行かなくなったお店。買わなくなった商品。決定的な理由があるわけではなく、「なんとなく」ってこと、多くないですか?

 

源泉舘さんでは、超お馴染みさんに毎月ニューズレターを発行していますが、最近いらっしゃらない元お馴染みさんにも贈ったところ、とても反応がよかったそうです!

 

ただ、なんとなく行かなくなったお店は、そのうち「すっかり忘れ去ったお店」になってしまいます。

 

だから、時々お手紙を使ってお声がけをしていきましょう!「私のこと、覚えていますか〜?」って。そのためにも「顧客管理」はしっかりしていきましょうね〜!


昨夜は深夜4時くらいまで、机の上をぐちゃぐちゃに散らかして作業していました。

手もベタベタになりながら。

何をしているかというと、明日香出版社さんが本屋さん向けに発行している『明日香かわら版』の32回目の連載コーナーに載せるためのPOPをつくっているところです。

 

連載は、泣いても笑っても絶対的な締め切りが定期的にやってくる、正直、できることならやりたくない超苦手な仕事です。笑

 

だけど、続ければ続けるほど喜んでくれる人がいっぱい増えていくし、自分にとってもすごくいい試練であり、いい勉強になっているから、やめられません!

 

そんな中でも、4年の連載を経て、今回最終回を迎えた『月刊 商業界』への執筆は、本当にたくさんの学びとドラマがありました。

2014年6月、初めて商業界に登場させていただいた時のことは、今でも忘れません。

 

嬉しさとプレッシャーで心がどうにかなってしまいそうになりながら、とにかくドキドキしながら原稿を書き、商業界の表紙のデザインを考えました。

完成した原稿とデザインを当時の編集長、笹井さんにメールした際には、反応が怖くて怖くて、パソコンの前から逃げたい気持ちでした。

 

笹井さんの「あなたらしいですね」という言葉は、良い意味なのか、それとも悪い意味なのか、どっちなのかわからず不安は増すばかり。今思えば、初々しい私でした。笑

 

そんなこんなで、商業界デビューが正式に決まった時、一番嬉しかったのは、まわりの人たちが喜んでくれたこと!!

 

私はやっぱり自分のためより、人に喜んでもらうためにこの仕事をしているんだなー、これが私の幸せなんだよなーってつくづく思いました。

 

「ちゃんとした仕事をしてたんだね!」と家族が安心してくれたのも嬉しいことのひとつでした。笑

↑ 当時のブログ

 

「まっすーのコーナーは毎回コピーしてファイルに綴じてるよ」「まっすーの連載が読みたくて定期購読しているよ」

 

行く先々でかけていただく温かい言葉が嬉しくて、その期待をどうしたら上回ることができるか、いつも考えてきました。

 

楽しみに読んでくださった読者さん、私を商業界に導いてくれた元編集長の笹井さん、サポートいただいた関係者の皆さんには、感謝してもしきれません!本当に、本当に、ありがとうございます!!

連載はしばらく充電期間が必要だけど、時々執筆できそうなときは、ちょこっと顔を出すかもしれませんので、またその時はよろしくお願いします!

 

月刊 商業界 2018年12月号、ぜひご覧ください♪

 

そして、『明日香かわら版』、『月刊 商工会』では、引き続き連載をお楽しみいただけたら嬉しいです!精進します!!


いきなりですが、ちょいと思い出してみてください。

ここ最近で、3万円を超えるお買い物をしましたか?

どんなお店で何を買いましたか?

それを買うまでにどんなリサーチをしましたか?

なぜその商品を選び、なぜそのお店で買ったのですか?

 

 

私は最近、iPadをヨドバシ.comで買いました。急遽数日後に実家に帰る予定ができたので、急ぎで母へ贈ろうと夜に思いついて、10分くらいリサーチして購入を決めました。

 

ずっといろんなApple製品を使っているので製品の良さはわかるし、価格的にも妥当だと感じたので、軽く調べてからすぐに買うことを決めました。

 

ヨドバシ.comを選んだ理由ですが、時間がなくお店に行けないこと、ネットの方が確実に予定までに手に入ると思ったから。

 

ヨドバシ.comで購入した理由は、Apple製品は値段がほぼ変わらないのでどこで買っても同じだけど、ヨドバシ.comなら早くてポイントがつくこと、過去にも購入したことがあり、注文から支払い、荷物の到着までをよく知っている安心感から選びました。

 

それから、不要なメールやカタログが届かないことも理由のひとつ。ショッピングサイトも見やすく買い物がスムーズだし、実店舗があるので何かあった際に相談しやすい安心感も。

 

夜に注文したのに、翌日には手元に商品が到着し、無事母に贈ることができ、とても喜んでもらえました。全体的に満足度が高いので、Apple製品もヨドバシ.comもまた機会あれば利用する予定です。

 

てな具合に、商品を一つ買うときの自分の行動を分析しても、「選んだ理由」っていろいろあるんですよね〜。

ご近所さんや関係性も大事だけど、顔を見たこともないネットショップだって便利だから普通に買います。それは何も悪いことじゃないし、ごく自然なこと。

 

「私はいつもあなたのお店で買っているんだから、あなただって当然私のお店で毎回買ってくれるよね?」というのは不自然な考え方で、「合意しない期待」になってしまいます。

 

 

私たちは日々たくさん考えながら商品とお店を選んで、お金を支払っています。お客さんがこれだけ考えているんだから、売り手はもっともっと、「お客さんのお買い物したくなる理由」を考えて努力し続けていかなければいけませんね!

 

ネットでは買い物できないけど、翌日には納品できないけど、だけど、どんなことができるだろう? こうして見つけた自分独自の魅力を、しっかりと発信していきましょう!!