先日の静岡パナソニックさんのPOPセミナーの時に、おもしろいご相談をいただきました。

 

ドライヤー「ナノケア」がスゴイからPOPで伝えたい。ナノケアと別のドライヤーを試しに使い比べてみたら、ナノケアを使った日だけ「髪が綺麗」と褒められるの!

 

そこでPOPにこう書いたそうです。

でも、ありきたりでイマイチぱっとしないような、インパクトが薄いような、どうしたらいいのかわからない!そんなご相談をいただきました。

 

そこで私が注目したのは、「ナノケア」を使った日は褒められるけど、「別のドライヤー」を使った日は褒められないってこと。

 

そこで、こんなキャッチコピーを提案しました。

 

このドライヤーを使わない日は、褒められません!

 

商品POPに「このドライヤーを使うと褒められるんです♪」っていう言葉は普通だから、「褒められない」という文字を大きくして、違和感を演出して、POPをじっくり読んでもらおうと思ったんです。

まだ途中だけど、インパクトのあるおもしろいPOPになりそう!

 

美味しいお菓子です

楽しい本です

肌触りのいい服です

便利なレンジです

ジューシーな肉です

 

商品がいいのは当たり前で、それをそのまま伝えてもインパクトに欠けてしまいます。今回の逆の発想で考えてみるなど、ちょっとした工夫を加えて伝えてみましょう!


源泉舘さんでいつものようにお土産コーナーをひとまわりしていると・・・

もう何年も前に書いたPOPが貼られたお土産が気になりました。

 

なぜ気になったかというと、サンプルの箱がボロボ・・・じゃなくて、年季が入っていたから!笑

お土産業者さんもほぼ毎日来て商品を補充しているんだから変えてくれたらいいのに〜。まぁ、そんなこと言っても仕方がないので、POPを書き直すことにしました。

 

マイナスポイントを逆手にとって、「年季の入ったこの箱をみてわかる通りのロングセラー」というPOPにしてみました。

女将さんから「マスキングテープづかいがまた一段とボロボロ感を演出しているね」というお褒めの言葉 (!?) をいただきました。

 

これは先日の福山セミナーで、マステを上手に使っていた女の子のワザを真似させてもらったんです♪ 真似の方向性がだいぶ違うけど。笑

一度書いたPOPも、ときどき見直していくことが大事ですね!

特に源泉舘さんはおなじみさんが多いので、毎回ワクワクお買い物タイムを楽しんでいただけるように、源泉舘POP部、頑張りますッ!!


日本中を飛び回っている私とは違い、旦那は自宅でパソコンに向かう仕事なので、日本各地で出合った美味しいものや、楽しい場所に連れて行ってあげたいな♪ な〜んてよく思います。

先日、とっても美味しいけど超行列のお店を教えていただき、実は予約ができることを知り、さっそく電話をしてみることに。予約対応メニューは一種類だけらしい。

 

電話をしたら、多分そのお店の女将さんが応対してくれて、電話の最後に「その日は簡単なお料理になりますので、長居せずに1時間ほどでお帰りくださいね」と一言。

 

それ、めっちゃ要らない一言ですよね!いや、二言か!(笑) 観光地にあるお店だし、そこのお店で食事することもイベントの一つとして楽しみにしていたのに、一気にテンションが下がりました。

 

 

・・・でも、同時に、販促のヒントがもらえるから「美味しい!」と思ってしまうポジティブな私♪ 笑

 

で、思い出したのが、ロープレ。お店のスタッフ役とお客さん役に分かれて、接客の一連のやりとりをしながら、改善案などを探るアレです。

私だったら、「ありがとうございます!それでは、お食事時間12:00〜13:00までのご予約を承りました。」って感じでサラッと言っちゃうかな。そしてWebサイトなどにも表記しておく。

 

夫婦や家族でやっているお店は特に、自分の行動をパートナーに注意されると、ムッとして素直に聴けないことってありますよね。

 

そんなときは、ぜひ「ロープレ」をしてみてください。そういう機会をつくれば、仲間のアドバイスも受け入れやすくなるし、何より、お店がもっともっとよくなりますから!

 

基本をバカにせずに、しっかりやっておくことって大事ですよ〜♪