先日のたんぽぽさんのセミナーで、厳しい宿題を発表させていただきました!

「つい買っちゃった!」「 来店しちゃった!」そんな販促や一言などを次回のセミナーまでに10個持ち寄ろう!

 

ということで、私も一緒にその宿題に取り組みたいと思います!!

 

私がついつい選んでしまった接客に出逢ったのは、たんぽぽさんのセミナーからの帰り道。新大阪駅での出来事です。

新幹線まで少し時間があったので、早めの夕食を済ませることに。ポスターの写真が美味しそうだったので、「とん平焼き」を食べることにしました!

 

メニュー名をちゃんと見ていなかったので、戸惑いながら「えーーっと・・・あ!この写真のとん平焼きをお願いします」というと、そこのスタッフのお兄さんから次の一言が。

 

「そちらは〝ねぎ焼き〟ではありませんが、よろしいですか?」

 

その一言で、「え?ねぎ焼きがおすすめなんですか?」と私。「はい!当店では定番のねぎ焼きがおすすめで、一番人気です!」とお兄さん。「それじゃ、それで!」と急遽ねぎ焼きに変更!

とっても美味しくて大満足!また新大阪駅でお腹が空いたらここでねぎ焼きリピートか、次回はとん平焼きを食べたいと思いました♪

 

スーツケースを持って、メニュー名もわからない私の様子から、「きっと初めてのお客さんだろう」とお店の定番を教えてくれた、お兄さんの心遣いが嬉しかったです!

 

全部同じ対応ならロボットでも券売機でもできますが、こうした心遣いはやっぱり「人」だからできること!ということで、私の買っちゃった一言#01は、「ねぎ焼きではありませんがよろしいですか」です♪


2015年10月に出版した『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)は、おかげさまで2019年5月26日現在、26刷となっています。

 

編集担当の戸井田さんからは「ここまで売れるのは、一万冊に一冊あるかどうかですよー!」と嬉しいお言葉をいただきました!

よくいろんな人から「出版するなんてすごい!」とか「印税すごいでしょ〜!!」とか言われるので、アクセス数の少ない本日日曜日のブログは、その辺の裏話をコソッとしたいと思います♪

 

出版はすごいことなの!?

気になったのでネットで調べたら、毎日200冊もの本が登場しているみたい。 それくらい、出版は「その気」さえあえれば誰でもできるので、特別にすごいとこととは思っていません。

 

「本書いている先生なのに普通の人ですね!」ともよく言われるのですが、はい、普通の人が本を書いただけなので、普通でーす!笑

 

ただ、私にとっては執筆作業の日々が、今思い出しても恐怖に震えるくらい、めっちゃくちゃ大変だったので、あの苦難を乗り越えて一冊の本にすることはすごいことだと思っています!あの時のトラウマで、未だ新刊が書けましぇーーん…。涙

ぶっちゃけ、印税ガッポガッポなの!?

近しい方々にリアルな数字を言うと、びっくりされます!「え〜!? 家建たないの!?」って。笑

 

契約にもよりますが(私はごくごく一般的な契約です)、「印税で家が建つ」なんて、別次元の販売数ですから〜っ! とてもではありませんが、印税で生活なんてできませんし、しようとも思っていません。

 

出版したことで、より多くの人の目につきやすくなって、お仕事に繋がることは多いです!

出版して何か変わったことは?

まずは、書店に並ぶビジネス本などを見て「安い!」と思うようになりました。著者のこれまでの長年の経験の蓄積が一冊の本としてまとめられているものが2000円もしない値段で手に入るなんて!

 

なので、気になった本や興味のある人の本は積極的に読むべし!と思うようになりました。

 

それから、全国行く先々で本を見てくれたであろう手書きPOPを目にするようになりました。嬉しくてお店の人に声をかけちゃうのですが、そこでの出逢いもあったりして…!これが、出版後のすご〜く嬉しいことです。

今後出版を考えている人に伝えられるとしたら

ズバリ、「出版社は慎重に選ぶべし」ということです。google先生によると、出版社は日本に4,000以上あるらしい。当然、考え方は各社まったく違います。

 

想いが同じ出版社を選ばないと「こんなはずでは…」なお互いのミスマッチ(お互いの不幸)に繋がってしまいます。

 

本は永く残るもの。出版社と方向性が違うと、自らの意に沿わない内容になってしまう恐れも。その本をきっかけに講演依頼などもらったら、ミスマッチにつながりかねないので、メディアへの登場を含め、そこはブレないように気をつけないといけません。

出版社選びは、出版するまでの関係性ではなく、企画から執筆中、執筆後の書店さんへの営業から販促、重版などなどなど、この先ながーーーーーーく(もしかすると一生かも!)お世話になるパートナー選びです。

 

私は同文舘出版さんの「永く現場で愛されるビジネス書籍をじっくりつくりたい!」という想いに共感してお世話になっているのですが、同文舘さんで本当によかった〜!と思っているし、普段はゆるっとしているのに心に熱い想いを持っている戸井田さんが担当してくれて本当によかったーー!ものすごく感謝しています!!

 

それから、当たり前だけど、毎日200冊も出版されているすべての本が書店に並ぶわけではなく、まずはお店に並ぶことだけでも出版社さんに感謝しなければなりません!

 

特に、私の本はいろんなお店で平積みしていただいたのですが、これも同文舘さんが日頃から書店さんとの関係性づくりをされているおかげ!営業さんたちの努力の賜物です。ありがたや〜!

 

出版にはやっぱり「蓄積」が大事なので、日々の実績や行動をブログに書き続けることも大事ですね。そんなこんなで、普段あまりしない出版の話でした♪


動物看護専門誌の『as』で連載がスタートしました。動物病院さんなどで読まれている雑誌です。

私が担当させていただくのは、「伝わるPOPのつくり方」というコーナーで、初心者さんでもすぐに実践できる内容になっています!

超専門的な雑誌なので読んだことはありませんでしたが、実際に手にとってみると、動物の病気と対策や、高齢犬の介護用品の情報など専門知識を得られるだけでなく、

「お悩み相談室」という日常のお悩みに答えて行くコーナーとか、

動物看護師やトリマーなど、動物に関わる職場の求人情報があったり、読者さんと非常に距離の近い雑誌だということがわかります。

私が特に「いいな〜」と思ったのは、雑誌の後半ページにあったこちらのコーナー。

院長先生へ
忙しいお仕事の合間に、動物看護師さんがasを読むのは難しいかもしれません。自宅への持ち帰りを許可してみてはいかがでしょうか?

 

なんと、回覧表付きだったのです!自分たちが発行した雑誌がどのように使われるのか、よく観察されているし、素敵な提案だと思いました!

 

アンケートも、普通の雑誌はすごく機械的になりがちなコーナーなんですが、asは読者さんのために、自分たちの雑誌をもっとよくしていこう!という気持ちが溢れ出しているのを感じました。

実を言うと、すでに連載をいくつか抱えている中で、これ以上連載を増やすことに不安を感じて『as』を発行されているインターズーさんからのご連絡に、最初はお断りしようかと思っていたんです。

 

でも、お会いしてお話を伺う中で、雑誌づくりに対する純粋で熱心な想いに心が動いて、無理のない範囲内で、ということで全6回の連載を隔月担当させていただくことを決意しました。

 

やらせていただくからには全力で、本当にお役に立つ、読者さんに喜んでいただける連載を発信していきます!

製本された雑誌を手にとって「やはりご一緒させていただけてよかった!」と心からそう思いました!!

 

動物病院や動物看護関係者の方々はぜひチェックしてみてください! ⇒ 動物看護専門誌 as(アズ)2019年5月号