商品全部にPOPつけた方がいいの?クドくならない?——よく聞かれる質問です。

答えは「全部つけた方がいいですね!」です。

 

パン屋さんで想像してみてください。クリームパン、あんぱん、コロッケパン、クロワッサン、塩バターロール、食パン、デニッシュ・・・何も書かなければ「普通の◯◯、ただの◯◯」です。

でも、それらひとつひとつに、こだわりがありますよね!想いが込められていますよね!エピソードがありますよね!

 

それを伝えなければ、ただの◯◯なんです。

 

なにも、すべての商品にA4サイズの大きいPOPを付けなくてもいいんです。赤・青・黄、いろんな色の紙を使うことはありません。

 

小さなカードに、ひと言でもいいから、その商品に込めた想いやエピソードなどを伝えてみましょう。

そもそも、人は自分の興味のある情報しか目に入りません。

 

全商品のPOPを隈無く見る人はいないし、全部の商品にPOP付いていて嫌だな…なんて思うお客さんもいないでしょう。

 

だから、心配せずに、思う存分伝えてくださいね!


POPに何を書けばいいの?チラシに気の利いたひと言を入れたい!・・・キャッチコピーって悩んじゃいますよね〜。

そんな時は、こうして考えます!

 

まずは商品選び。売りたい・買って欲しい商品ではなく、知って欲しい商品、コレすっごくいいんだよ!って教えてあげたい商品を選びましょう。

 

次に、何でそれを知って欲しいのか?を伝えます。そうすると、こんな理由をあげるパターンが多いんです。

 

「◯◯成分がこれまでよりも20%もアップしたから」

 

だけど、これではお客さん(=素人)に伝わりません。なので、「20%アップしたことで、どういいの?」と自分に質問します。

 

そうすると、今度は「お肌の潤いがアップしてキメが整うんです」てな感じのコメントが出てきます。

 

「お肌の潤いがアップしてキメが整うとどうなるの?」

 

「化粧ノリが良くなって朝からテンション上がるし、化粧崩れもしないから一日Happyに過ごせるんです♪」

 

これで、ようやくお客さんがイメージできる言葉が出てきましたね♪ これをそのままPOPに書けばOKです!

どうしておすすめなの?

そうするとどうなるの?

これまでにどんなエピソードがあった?

この商品を使ったお客さんは何て言ってくれた?

 

質問を繰り返すことで、お客さんの気持ちに段々と近付くことができるんです。

慣れないうちは仲間同士でやってみるのがオススメですが、慣れてきたら自問自答でOK!簡単なので、ぜひやってみましょう〜!

 

先日も、こだわりのパン屋さんの2,500円のジャムについて、質問したら、こんなナイスな言葉が出てきました!

それから、「もし売れなくても自分たちで食べたいから、扱うことにしました」という言葉も!うーん、グッと来ちゃいますよね〜!私も食べてみたい!!

 

さぁ、これでもうバッチリ!キャッチコピーづくりを楽しみましょうね〜!


福山市でPOPセミナーを開催しました!もちろんカープ優勝記念の真っ赤なスライドでスタートです!

福山のパン屋さん「ル・ロックル」さんの熱い想いで開催できた今回の講座。パン屋さんはもちろん、いろんな業種の方が集まってくれました!

 

中には、私のブログを3年も読み続けてくれた方も!嬉しすぎて泣けるぅ〜〜。

 

そんなPOP講座の成果を見てみましょう!!

ほとんどの方がPOP初挑戦でしたが、楽しみながら頑張って書いてくれましたよ〜。「やればできちゃうんだね」という声も♪

 

中でも注目を集めていた、こちらのPOPを見てみましょう!

こんなところに猫ちゃんが!とろ旨フロマージュを食べようとしているよ〜!

たのしごとは細部に宿る!こういう部分の遊び心ってたまらないですね!お店で見たら「スタッフさんが楽しみながら仕事をしている、いいお店だな」って思っちゃう!

 

そんな楽しいPOPセミナーの後に、偶然にも以前POP講座に参加してくれたパン屋さんからメッセージが届きました。

 

求人POPをつくったところ、素敵な方がスタッフの一員になってくれたそうな。やった〜!おめでとうございます!

 

商品POP同様、求人も「時給いくら」「条件◯◯」だけではなく、想いを伝えていくことで、それに共感する仲間が集まってくれるんですよね♪

 

それにしても・・・広島の海の幸は美味しかったなぁ〜。シャコを生で焼きでバンバン食べるなんて、なんちゅう贅沢なところなんだろう。のどぐろも美味しゅうございました♡

さて、長いこと出張続きだったので、今日から山梨の仕事を頑張るぞ〜!