長い付き合いの親友と夜電話をしました。彼女はとても前向きで、いい影響を与えてくれている人。でも、珍しく気持ちが落ち込んでいる様子。

 

真面目で前向きな友達だからこそより心配になって、無理に前向きになろうとせずに、今心の中にある嫌な気持ちや悲しいこと、自分を乱すアレコレは、人に話すなりノートに書くなり、アウトプットした方が楽になるのでは、という話をしました。

そこで、まずは私からと思い、ちょうど前日の入浴中にも思い出していた、7歳の時にしてしまった自分の間違った行動に対する後悔をカミングアウトしました。

 

同様に、友達も幼い頃の自らの行ないへの後悔が今でも忘れられないんだと教えてくれました。

 

私たちはもう長い付き合いでしたが、心に秘めていた自責の記憶をお互いに初めて人に話した瞬間でした。

 

長年「なんてことをしちゃったんだろう」と幼いあの日あの時の自分を責めてきて、ちょくちょく思い出してしまう記憶だったので、勇気を出して口にしたんです。

 

そんなカミングアウトを終え、お互い相手に抱いた感想はまったく同じで、「全然大したことないじゃん!むしろ、ちょっと可愛いって笑っちゃった!」というものでした。

 

そしてお互い、ずっと心にしまってあった後悔や自責の念が軽くなって、昇華していくのを感じました。

これでもう思い出して自分を責めることはないね!なーんて話になって、気づけばお互いに晴れやかな気持ちで電話を終えることができたんです。

 

あの日の後悔があったからこそ、同じことを繰り返さないように生きてきたんだし、これって後悔の思い出ではなく、成長につなげることができた大切な思い出なのでは?という気持ちを初めて持つことができました。

 

やっぱり、自分の心底のモヤモヤは、話すなり書き出すなり、自分に合った形でアウトプットすることって大切だなと実感。親友には感謝しかありません!

 

あなたの心の奥底でひっかかっていることがあったら、ぜひやってみてくださいね!