銀行に行ったら、普段よりも待ち時間が長そうな予感。そこで、入り口に立てかけたれたボードを見てみました。

「現在加入している保険が自分に合っているのか確認しませんか?」というようなもので、「こんなお悩みありませんか?」と具体例がいくつか並び、最後は「ご相談だけでもかまいません。お気軽にご相談ください!」というものでした。

 

これ、よくあるパターンだよなぁって思ったんですが、あなたならこのボードをもっと効果的にするためにどんな内容にしますか?

まず、販促シナリオ的に考えると、このボードの目的は「保険について声をかけてもらうこと」でしょう。

 

私が思ったのは、「気軽に相談を」と漠然と言っても、自分がどんな保険に入っているのか正確に説明できるお客さんって、そう多くはないんじゃないかなーってこと。

 

よくわからないから銀行で相談してみよう!と考えるであろう、今回のターゲットとしているお客さんなら尚のこと。

 

だから、漠然と「お気軽にご相談ください」と言われても、何をどう相談すればいいのやら…って感じになるのではないでしょうか。

 

そこで、「現在加入している保険証券をお持ちください。専門スタッフが簡単な質問をしながら、お客さまに合った保険のアドバイスをさせていただきます。お気軽に〜」と伝えた方がイメージしやすくなります。

 

さらに、もっと視点を変えてみて・・

 

いざというとき、すぐに保険申請できますか?

・古い保険証券やパンフレットがごちゃごちゃ…

・どんな保険に入っているのか把握できていない…

・家族全員の保険が把握できていない…

必要なときいち早く保険申請できるように、保険証券ファイルを一緒に整理します

 

なんていう、リアルに現状を想像してもらえるような切り口でもおもしろいですね。

 

そんなことを考えていたら、私の受付番号の呼び出しアナウンスが。待ち時間も販促トレーニングで退屈知らず!

 

別業種の方がアイデアが湧きやすいので、みなさんもぜひ待ち時間にチャレンジしてみてくださいね!