日本中を飛び回っている私とは違い、旦那は自宅でパソコンに向かう仕事なので、日本各地で出合った美味しいものや、楽しい場所に連れて行ってあげたいな♪ な〜んてよく思います。

先日、とっても美味しいけど超行列のお店を教えていただき、実は予約ができることを知り、さっそく電話をしてみることに。予約対応メニューは一種類だけらしい。

 

電話をしたら、多分そのお店の女将さんが応対してくれて、電話の最後に「その日は簡単なお料理になりますので、長居せずに1時間ほどでお帰りくださいね」と一言。

 

それ、めっちゃ要らない一言ですよね!いや、二言か!(笑) 観光地にあるお店だし、そこのお店で食事することもイベントの一つとして楽しみにしていたのに、一気にテンションが下がりました。

 

 

・・・でも、同時に、販促のヒントがもらえるから「美味しい!」と思ってしまうポジティブな私♪ 笑

 

で、思い出したのが、ロープレ。お店のスタッフ役とお客さん役に分かれて、接客の一連のやりとりをしながら、改善案などを探るアレです。

私だったら、「ありがとうございます!それでは、お食事時間12:00〜13:00までのご予約を承りました。」って感じでサラッと言っちゃうかな。そしてWebサイトなどにも表記しておく。

 

夫婦や家族でやっているお店は特に、自分の行動をパートナーに注意されると、ムッとして素直に聴けないことってありますよね。

 

そんなときは、ぜひ「ロープレ」をしてみてください。そういう機会をつくれば、仲間のアドバイスも受け入れやすくなるし、何より、お店がもっともっとよくなりますから!

 

基本をバカにせずに、しっかりやっておくことって大事ですよ〜♪


もし、あなたがいろんな経験をしてコツコツと積み上げてきたものが、伝え続けてきたことが、サラッとパクられ(盗まれ)たら・・・嫌ですよね。悲しいですね。

私でいうと、私が伝えているPOPの書き方をパクるのは、めちゃくちゃ簡単だと思います。苦手意識を持っている方や初心者の方ができるようになる方法を紹介しているから、誰でもできちゃうんです。

 

イラストの描き方もセミナーやブログ、それから書籍でもオープンにしているし、POPの基本だってブログや本を読めばすぐにわかるでしょう。それを第三者に伝えようと思えば、お金をもらってセミナーやコンサルだってできちゃうかも。

 

私も、以前までは結構悲しいものがありました。クヨクヨ悩みました。その人がよくなることを思って、一生懸命自分の持っているものをお伝えしたつもりなのに、それをそのまま横流しするような商売をするのって、何か違うと思いました。

 

でも、パクれない部分ってあるんです。それは、「軸」です。私がこの仕事をしている理由は、販促物づくりのノウハウを伝えてお金を稼ぐことではありません。

 

印刷会社に勤めていた時から、多くの方と出逢い、多くの経験を重ねて、その中で「いつもの仕事は、販促次第で楽しい仕事になる」ということに気づき、それをもっと多くの悩める人たちに伝えたいと思ったのが、この仕事のきっかけ。

 

だから、私は「販促物づくり」の方法を伝えているのではなくて、「たのしごと」の方法を伝えているんです。

 

これが、POPやチラシの先生や、販促物づくりをしている人との大きな違いだから、私の技術的な部分をパクられてもライバルとか競合にはならないんです。

 

だから、軸を持ちましょう。軸までは盗めないから。

それから、今すぐブログを始めましょう。ブログは「証明」だから。

 

ブログには、あなたがいろんな経験をして、その中で思い悩み、いろんなことを考え、試行錯誤して、自らの手で築き上げてきた、そんな姿が詰まっています。

 

たとえあなたの言葉を盗む人が現れても、経験まではサラッとパクれるものではありません。表面だけパクっても、厚みは出せないのです。

 

よほど強い想いがなければ、毎日ブログを書き続けることなんてできません。ブログをパクる人がいたとしても、ラクして儲けたいだけの人は、毎日コツコツ続けられないはず。

 

あなたが人に喜ばれることをやればやるほど、それを パクって利益に繋げようとする人は現れます。守るべきものは守って、そんなことのために怒りや切なさで心をいっぱいにしないで、真っ直ぐ前を向いてブログで発信しましょう。


お客さんにとって心地いい環境をつくっているのに、残念ながらマナーを守ってくれない人もいる。貼りたくないけど「注意書き」を貼らなくちゃ、、、なんて憂鬱な気分になりますよね。

 

とある温泉施設で、「サウナの後にシャワーを浴びないお客さんがいる」と常連さんから苦情が寄せられました。

 

アットホームな空気を壊さずにどう伝えるか?悩んだ末に、こんなPOPで伝えることにしました。

このPOPがかなり評判がよく、マナーを守ってくれるお客さんが増えたようで、苦情もなくなりました。

 

そして、常連さんからこんな言葉が。「とてもいいPOPね。これでもなおマナーを守らない人がいたら、もうそれはどうしようもないわね」

 

常連さんはこの対応にとても満足され、納得してくださったようです。

勇気を出して苦情を言ってくれたお客さんに応える方法はいろいろあると思います。

 

ここで、「〇〇厳禁!」「マナーを守りましょう!」なんて強制的な伝え方をしたとして、それでもマナーを守らない人がいたとしたら、、、

 

きっと「伝え方が足りない!もっと注意するようにして!」という要望が出ると思います。

 

それを繰り返していくうちに、張り紙だらけの、殺伐とした居心地の悪い空間になってしまうでしょう。

 

商品POPで培った、愛のある伝え方は、こんな注意書きにも活かせるんです!伝え方、ぜひ見直してみてくださいね。