まだまだ海外旅行には行けそうも無いので、思い出話をひとつ。2016年8月、友達とベトナム・ホーチミンへ行った時のことです。

ベトナムは物価が安いので、日本の元首相も訪れたという、現地の高級レストランで贅沢ディナーも楽しみました♪

 

・・・この後、なぜか友達だけが盛大にお腹を壊して夜通しトイレ地獄へ落ちるのであった。笑

滞在2日目には街にも慣れてきたので、友達はショッピング、私は足つぼマッサージと単独行動で楽しみました。

 

順調かと思った旅行でしたが、終盤に差し掛かった頃にピンチが訪れたのです…。

二人してなぜかめちゃくちゃ金欠!豪遊したわけでも高いものを買ったわけでもないのに、お金がなーい!

最後に、どうしても雑誌に載っていたお店のバインセオ(ベトナム版お好み焼き)が食べたくて、なけなしのベトナムドンを使ってタクシーに乗り、一個のバインセオを友達と二人で分けて食べました。

 

それがもう美味しくて美味しくて、一人一個食べたくて仕方がありませんでした。笑

 

帰りのタクシー代がないので、かなりの遠い距離をホテルまで歩いて帰りました。直前までスコールに見舞われていたので、足元も水溜りだらけ…。

 

いよいよ帰国が迫ってきました。ホテルから空港まではタクシーを手配していたので、その分のお金だけは二人でなんとか確保していました・・・が!!!!

タクシーのメーターを見ると、事前に確認していた料金とを遥かに上回る数字が表示されていました。これでは全財産合わせてもお金が足りない!!

 

友達と「どうしよう!どうしよう!」と焦りまくって、英語も日本語も通じないタクシーの運転手さんに、「私たちは困っているんだ!お金がないんだ!」ということを身振り手振りと勢いで伝えました!!

 

そうこうしているうちにタクシーは空港へ到着。私たちはますます必死で「お金が足りない!!」とジェスチャー!

二人の全財産を両手に広げて差し出すと、運転手さんは表情ひとつ変えず、その中からほんのわずかなお札を取って、「降りてOK」の合図。

 

私たちは、「???」と顔を見合わせて呆然。再び降りるように促されたので外へ出ると、タクシーはそのまま去ってしまいました。

 

お金が足りないはずが、タクシーの運転手さんの神対応のおかげで、逆にドンが余りました。これまで貧しくて食べられなかった分、空港のレストランで最後のフォーとバインミーを注文してガッツリ食べました。笑

バインミーを頬張りながら、私たちはようやく大きな過ちに気づいてしまったのです。

 

これまで散々タクシーに乗って行動していたベトナム旅行、なんとメーターの見方を間違えて、全てのタクシーで10倍の料金を支払っていたのです!!!!!

そりゃお金足りなくなるはずだぁ〜!! よくよく計算してみたら旅費のほとんどがタクシー代でした!笑

 

っていうか、めっちゃタクシー乗ったのに、誰か教えてよーーー!!!!

 

今思い出しても間抜けすぎて笑える友達とのベトナム旅行でした。二人揃ってアホアホだけど、思い出はプライスレス。いや、めっちゃ高い思い出かな。笑♪


今日は長いゆるブログです。いや、ユルくないかも…。

 

羽田空港はもう100回以上利用している、慣れた空港です。

いつもは羽田までバスを利用していたのですが、コロナ禍では感染予防のため車移動にしています。

 

空港直結の駐車場予約はサイトから行なうんですが、これは前回経験しているので、余裕で完了。

 

首都高も最初は緊張していましたが、もう何度か走っているし、空港にも以前行ったので気持ちに余裕がありました。

 

ただ、渋滞だけは心配なので、2時間前に到着するように自宅を出発。いつもの高井戸渋滞はありましたが、問題なくスムーズに羽田が見えてきました。

 

無事到着してよかった〜と安堵したのも束の間・・・ここから鬼のハードモードが始まることになるとは、この時の呑気な私は知る由もなく。

まず、前回スムーズに入れた予約車専用の入り口が見つからず、ナビ通りに行っても到着することができず、なんと5周も同じ道路をグルグル回り、ナビはもうダメだという結論に至って、ようやく駐車場に入ることができました。

 

15分も彷徨ったけど、まだ2時間前だし、余裕余裕。なるべく人との接触を避けるため、メイクとランチは車中でのんびり済ませて、時計を見るともう搭乗40分前くらい。あちゃ〜♪

あれ、意外と余裕がなかったなぁ〜と思って、空港へ向かう通路へ。思えばここでも違和感がいっぱいでした。

 

だって、前回予約車専用Pに駐車したときはエレベーターで1F下に下がったのに、今回は予約車専用Pと同じフロアから空港連絡通路があったんです。

 

しかも、階数を忘れないためのフロアごとのイラストが、前回はたしか植物がだったのに、今回は動物…。お手洗いの位置も違う。

 

でも、そのまま連絡通路を進むと、その先に広がっていた光景に絶望感を抱きました。だって、ANAがズラ〜っと並んでいるんです。私が行きたいのはJALなのに…。

人間って面白いですね!正常性バイアスが働き、「あ、コロナの影響で便数が減っているから、一つのターミナルでANAとJALが一緒になったのかな」と思いましたが、すぐに「んなわけない!!」と思い直しました。笑

 

これまで散々第1ターミナルでJALを利用していたのに、ガイドの女性に「JALってもしかして第1ターミナルでしたっけ?」と聞き、今からだとバスより徒歩の方が早いことも聞き、京急改札の方まで猛ダッシュ!!!!!

 

スーツケースとリュックと手提げに、北海道仕様の服装。暑い暑すぎる!! 今何分か気になって仕方ありませんでしたが、両手は荷物だし、1分1秒を争う身だし、時計すら確認する余裕がなくて、とにかく猛ダッシュ。

 

無事第一ターミナルに到着。出発ロビーに上がり、北海道行きの北ウィングまで残りの力を振り絞って猛ダッシュ!!

途中途中に「こちらは北ウィングです。日本航空ご利用の方は南ウィングをご利用ください」みたいな掲示板をずっと見ながら走っていました。

 

で、しばらくして気づきました。「あれ、北ウィング閉鎖していないか?」と…。

 

すぐさま係員の男性に確認すると、今は南ウィングしか開けていないのだ、と。(3/19より北ウィング再開しました。)

ひえーー!それなら掲示板の冒頭はわかりやすく「北ウィング閉鎖中」って書いておいてよーー(涙)と心の中で叫びながら猛ダッシュ。空港空いていて本当によかった!!

 

で、保安検査も無事通過!目の前が釧路ゲートで助かったーー!!

まもなく搭乗案内のタイミングだったので、急いでお手洗いに行って、滝のように流れる汗を拭き、コートを脱ぎ、流れる汗を再び拭き、お手洗いから出ました。

 

すると、搭乗案内も終盤に。私もゲートを通ろうとして、一気に血の気が引きました。ヤバい…QRコードがない…。

ポケットに入れたと思っていたのに、ない〜!! 保安検査でブーツを脱いだり、バタバタしていたから、きっとどさくさに紛れてどこかへやってしまったのかも。

 

汗だくで、女性スタッフさんに紛失の旨を伝えると、身分証を求められ、JALカードと免許を提示。

 

いつもはJALカードでゲートを通過するのですが、今回はクライアントさんに手配をお願いしていたので、JALカードも使えず。

 

どーしよーと思ったんですが、リュックの中を見たら普通に入っていたので、謝罪して全乗客が乗り込み済みの飛行機に猛ダッシュ。

 

気マズすぎるし、スーツケース入れるスペース全然ないし、飛行機に乗っても心拍数が爆速で滝汗。疲れ果てました。

気持ちも落ち着いた上空で、今回の反省会をしました。

 

そもそも駐車場は第1ターミナルに直結した「第2P」を予約しなければならなかったのに、前回と同じだと思い込んで私が予約したのは「第3P」だったこと。

 

ナビは前回履歴から、第2P予約車専用入り口を登録していたこと。数々の違和感をスルーしたこと。

 

JALは乗り慣れているし、第1ターミナルの構造や所要時間は把握しているため、大丈夫だと思ってギリギリまで車内で余裕で寛いでいたこと。

 

慣れによる緊張感の欠如によって、こんなことになってしまったのです!

ということで大反省して、帰りの釧路空港はだいぶ前から保安検査を済ませて、待機していました。

 

帰りの便で羽田に到着したら、駆け抜けた通路をゆっくり歩き、出発ロビーで期間限定販売しているお布施堂のモンブランを買って帰りました。

 

やっぱり余裕っていい!もう焦りたくない!! そんなことを思いながら、第2ターミナルまでたっぷり歩いたのでした。めでたし、めでたし。


今回の阿寒出張ではたくさんの「お楽しみ」がありました!

 

コロナ禍で飛行機もすっかり乗らなくなったので、窓からの景色にワクワク!動画は釧路上空です。

 

今回お世話になったあかん遊久の里 鶴雅さんは、釧路空港から車で1時間ちょっと。その道中も牧場に大きな馬がいたり、巨大な謎の動物がいたり、丹頂が飛んでいたり、楽しい時間でした。

 

鶴雅さんの館内はとても綺麗だし、は超巨大施設なのに隅々まで丁寧に清掃されていて、感染予防対策の様子が館内動画で流れているし、安心して過ごすことができました。

阿寒湖を眺めながらの温泉もよかったし、お部屋のお風呂でもゆったり過ごしました。最終日、朝4時半に目が覚めたので、貸切状態の露天風呂を贅沢に楽しんできました♪

お食事は、感染予防対策をバッチリしてのビュッフェ。和・洋・中・スイーツと充実しているので、初日は和食、二日目は洋食・中華をいただきました!もちろん二日間とも別腹スイーツ食べまくりました♪笑

私が9種類のスイーツを食べている間に、今回お仕事でたまたまご一緒させていただいた、札幌の販促・印刷会社「アイム」の山谷さんは、かわいいお団子をはがき絵に!

道具もコンパクトで、「描きたい!」と思ったらパッ描き始めてあっという間に作品に!下の写真は、滞在中に描かれた作品たち!すごすぎる!!

素敵な方々との楽しい会話、美味しい食事、もう最高!と思っていたら、レストランの電気が消え・・・

 

阿寒湖の花火が始まりました!昨年は、毎年見に行っている諏訪湖の花火大会がコロナの影響で中止になったので嬉しかった!

 

あっという間の最終日。思い残すことがないように、朝食前に温泉に入って仕事をして、お腹を空き空きにしてから、一番乗りで朝食会場へ行ってモリモリ食べました!笑

プライベートでもまた来たい!仕事だけど満喫しまくった鶴雅さんでした。