商品全部にPOPつけた方がいいの?クドくならない?——よく聞かれる質問です。

答えは「全部つけた方がいいですね!」です。

 

パン屋さんで想像してみてください。クリームパン、あんぱん、コロッケパン、クロワッサン、塩バターロール、食パン、デニッシュ・・・何も書かなければ「普通の◯◯、ただの◯◯」です。

でも、それらひとつひとつに、こだわりがありますよね!想いが込められていますよね!エピソードがありますよね!

 

それを伝えなければ、ただの◯◯なんです。

 

なにも、すべての商品にA4サイズの大きいPOPを付けなくてもいいんです。赤・青・黄、いろんな色の紙を使うことはありません。

 

小さなカードに、ひと言でもいいから、その商品に込めた想いやエピソードなどを伝えてみましょう。

そもそも、人は自分の興味のある情報しか目に入りません。

 

全商品のPOPを隈無く見る人はいないし、全部の商品にPOP付いていて嫌だな…なんて思うお客さんもいないでしょう。

 

だから、心配せずに、思う存分伝えてくださいね!


ででーーん!

久々の美容室で前髪をパッツーンにしちゃいました!もぉぉぉ〜最近髪を切りたくて切りたくて、でも忙しくて美容室に行けない鬱憤を前髪で晴らしちゃいました!笑

 

いつも内側に巻いていたんですが、今度はそのまんまな外はねヘアーを楽しみたいと思います♪

秋に向けてオシャレも楽しみたいので、久々にコンビニで雑誌を買いました!首元のオシャレを研究します♪

それにしても面白いですね。雑誌の情報にはお金を払ってでも手に入れたいと思うのに、多くのお店の販促物は欲しいと思えない。

 

それはやっぱり、自分の言いたいことを一方的に伝えるのか、読者が知りたい情報を考えて編集してデザインして伝えているのか?「どんな情報を伝えているか?」の違いだと思います。

 

小金井のセレクトショップ「ゆうすい」のDM「ゆうすい通信」は、私のために書いてくれたことが伝わってくる手書きメッセージと、毎回ご近所の素敵なお店紹介から始まります。

これはまさに、DMを見てくれる相手(お馴染みさん)の知りたい情報ですね!

 

そして、一方的に商品の値段を伝えて来店を促すのではなくて、お客様が参加したくなるイベント「ストールの巻き方教室」のご案内が。

このDMを見れば、お客さん想いのお店だということが伝わってきます♪ ミホさん、素敵なゆうすい通信をありがとうございます!

 

さてさて、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、そして、オシャレの秋を楽しみましょうね〜!


POPに何を書けばいいの?チラシに気の利いたひと言を入れたい!・・・キャッチコピーって悩んじゃいますよね〜。

そんな時は、こうして考えます!

 

まずは商品選び。売りたい・買って欲しい商品ではなく、知って欲しい商品、コレすっごくいいんだよ!って教えてあげたい商品を選びましょう。

 

次に、何でそれを知って欲しいのか?を伝えます。そうすると、こんな理由をあげるパターンが多いんです。

 

「◯◯成分がこれまでよりも20%もアップしたから」

 

だけど、これではお客さん(=素人)に伝わりません。なので、「20%アップしたことで、どういいの?」と自分に質問します。

 

そうすると、今度は「お肌の潤いがアップしてキメが整うんです」てな感じのコメントが出てきます。

 

「お肌の潤いがアップしてキメが整うとどうなるの?」

 

「化粧ノリが良くなって朝からテンション上がるし、化粧崩れもしないから一日Happyに過ごせるんです♪」

 

これで、ようやくお客さんがイメージできる言葉が出てきましたね♪ これをそのままPOPに書けばOKです!

どうしておすすめなの?

そうするとどうなるの?

これまでにどんなエピソードがあった?

この商品を使ったお客さんは何て言ってくれた?

 

質問を繰り返すことで、お客さんの気持ちに段々と近付くことができるんです。

慣れないうちは仲間同士でやってみるのがオススメですが、慣れてきたら自問自答でOK!簡単なので、ぜひやってみましょう〜!

 

先日も、こだわりのパン屋さんの2,500円のジャムについて、質問したら、こんなナイスな言葉が出てきました!

それから、「もし売れなくても自分たちで食べたいから、扱うことにしました」という言葉も!うーん、グッと来ちゃいますよね〜!私も食べてみたい!!

 

さぁ、これでもうバッチリ!キャッチコピーづくりを楽しみましょうね〜!