何度も通っている道路沿いに建っている、オシャレっぽい建物。これまで数年間ずーーーっと「工務店」だと思っていました。

なんとなく、店名やロゴ、看板の色などを見て、そんな勘違いをしていたんです。なので、新築やリフォーム予定のない私には関係のないところだと思って、じっくりお店を見ることもなかったんです。

 

それが、最近たまたま友達との会話の中で、実はそれがカフェだということに気づき、試しに入ってみたら、とっても美味しくて気に入りました♪

交通量の多い道路沿いに、ロゴと店名が書かれたかっこいい看板なのに、肝心な「何屋さんか?」がわからないので、もったいないなぁ〜と思いました。

 

かっちょよくブランディングするのも大事だとは思いますが、小さなお店や会社は、世界的有名ブランドのように、雑誌やテレビにばんばんと広告を出せるわけではありません。

 

だから、小さなお店は特に「わかりやすさ」が大事なんです。

例えば、私が「すごはん」なんて看板を出していても、見た人は「ご飯屋さんかな?」と思いますよね。

 

そこで、キャッチコピーも一緒に看板に載せてみると・・

 

「〝すごい販促〟でいつもの仕事をワクワクいっぱいの〝たのしごと〟に!すごはん」

 

こうしてみると、販促とか仕事に関わるところなんだ〜、ということが伝わりますね。

 

販促物の写真やセミナーの写真などを一緒に載せたら、さらにわかりやすくなるかも知れません。

 

さて、ここであなたに質問です。自分のお店のことをまったく知らない人が、普段通り道路を通って、お店の前を横切ったときに「ここはカフェだ」「ここは〇〇屋さんだ」ということがわかるでしょうか?

 

そしてさらに、「ここは健康を気遣ったメニューが揃うカフェだ」というように、具体的なお店の様子が伝わっているかどうかチェックしてみましょう。

 

意外と知られていないお店って多いので、要注意ですよ〜!


昨年末に訪れたバルセロナのカテドラル(大聖堂)を思い出して、写真を見返しました。

圧倒される・・・としか言いようのない、壮大で美しい空間!

特に長く見ていたのは、美しいステンドグラス。様々な形や絵柄がカラフルに輝いていました。

この丸く放射状のデザインを「バラ窓」といって、バラは聖母マリアのシンボルなんですって。

そんなキリスト教の歴史やモチーフなどの意味を知らなくても、この美しさにただただ立ち尽くしました。

ところで、このステンドグラスですが、単なる飾りではありません。文字の読み書きできない人々に、キリスト教を伝えるための「聖書」としての役割があったそうです。

 

なるほど、読めない文字がビッシリ書かれた難しい書物より、この美しいステンドグラスで伝えれば、興味を持たずにはいられませんね。

 

改めて考えると、今に残る美術品や芸術作品は、不思議と興味をそそられる魅力と、伝える力を持っていますね。

 

プラド美術館で見た、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」や「七つの大罪と四終」も強烈なメッセージ性以前に、なぜか自然とその絵の前に惹きつけられる力を持っていました。

 

さて、私たちの「販促物」はどうでしょう?「伝える」という自己の目的より先に、まずは相手に興味を持ってもらえるものでしょうか。

思わず目がいく、次の言葉が知りたくなる、まずはそんな興味が湧くものであるかどうかの視点で、販促物をつくっていきたいですね〜♪

 

あ、西洋美術に興味があるけど知識ほぼゼロという私みたいな方、この本めちゃくちゃおすすめです!⇒いちばん親切な西洋美術史


二日くらい前から空腹時にみぞおち(たぶん胃)が急激に痛くなってしまい、医療関係者の友達に聞いてみました。

その日に何を食べたのか聞かれたので、ランチにタイカレー、コーヒー(ブラック)2杯、夕食には脂の乗ったトロのお寿司と生ハムのサラダとデザートにクリームチーズ、と答えると・・・

 

「それ、カレーのせいで胃酸過多になっているんじゃない?」と言う。

 

「あ〜!確かに!タイカレーめっちゃ辛かったからそれが原因か!」と言ったら、「カレーじゃなくて加齢だから!食べたものほぼ胃に負担がかかるものばっかだよ〜」と言われ、涙が出ました。笑

 

で、ここ2日間、市販薬を飲んでたんですが全然改善されず、何か食べていなければ胃がずっと痛い状態でゴロゴロ転げていました。

 

そんな中、友達が紹介してくれたリンパマッサージに以前から予約していたので、胃がこんなに痛いのに大丈夫かな…と思いながら行った結果、超びっくりしたんですが、胃痛がピタリと治ったんです!

施術してくれた女性にお会計の時にそのことを伝えると、「あ〜、背中が硬くなっていたらそこをアレしたからなんちゃら〜」と詳細は忘れましたが、どうやら胃と背中には何らかの関係があり、それを何かしてくれて、結果良くなったらしい!

 

あの辛い痛みがなくなり、感激しました!同時に、最近見たのニュースを思い出しました。

 

医療機関、ウェブにも広告規制 患者の体験談も禁止へ(朝日新聞)

 

このニュースに限った話でなく、一部の業者の悪質な広告のために、美容・医療系を中心に、常に情報規制が厳しくなり続けていますよね。

 

情報が溢れる時代。今後は医療機関以外でも、まじめなお店の本物の体験談すら段々と出せなくなってくるんじゃないかな〜、なんて思っています。

 

ここで大事なことは、今から何をしていったらいいのか考え、「備えていくこと」ですね。

 

自店で「効きます!良いです」と謳うのは薬事法的にダメ!お客さんの「効いた!良かった」という体験談を伝えることも、この先ダメになってくるかもしれない。

 

だから、お客さんに「良かった!」を直接発信してもらえる、仕組みづくりが必要です。サクラなレビューでない限り、個人の言論の自由は守られているので、お客さんの自主的な発信は、お店にとって重要な情報になります。

なので、例えば、お客さんのSNSやリアルな口コミで発信してもらいやすいように、サロン内で写真を撮ってもらう機会をつくるといいですね。

 

先日も友達グループでお茶を飲んでいる最中に、スマホに撮り溜めた写真を見せ合って、それについて話をする機会が何度もありました。

 

例えば、エステサロンであれば、施述前後の脚のサイズがどれだけ変わったか、お客さんのスマホを借りて撮影してあげたら、結構喜ばれると思います。お店のカメラは嫌だけど、自分のカメラなら抵抗も少ないですし。

 

SNSに自分の施術前後の脚を投稿することはないですが、仲のいい友達同士での「最近痩せたね〜!何かやってるの?」という、よくある会話には大活躍するでしょう。

 

 

それから、お客さんが紹介者になってくれるような、いい関係性を育てるために、ニューズレターやブログで発信し続け、日常的に気にかけてもらえるようにすることも大切です。

 

これは、美容や医療関係に関わらず、私も同じです。法律が変わったり、世間の流れが変わったり、その都度「どうしよう!」と焦らなくていいように、しっかりと地盤を固めておきたいですね〜。

 

何はともあれ、いつもの健康体に戻ってよかった〜!!