帯広2日目のセミナーは名刺。

帯広の参加者さんは行動力がある方が多く、セミナーでやったことを、その後しっかり実践してくれるので、今回もたっぷり名刺づくりのノウハウをお伝えしました。

 

キャッチコピーづくりではもうすぐにでも使えるものが出来上がった方も多かったのに驚きました!日頃から想いを持って商売されている方が多いんですね。

 

あっという間の2回セミナーを終え、ディナーは繪麗(えれ)さんへ。お客さんは全員女性で予約だけで満席の人気店!

 

事前に女子会プランなるものを予約していただいたんですが、驚きの内容でした!

おしゃれなバーニャカウダに続き、スープ、ピザ×2枚、パスタと自家製パンが続々と登場!

どれも美味しくて、超絶満腹だったんですが、スイーツがまたすごい!

3段重ね!幸せすぎてお腹がひっくりかえりました。ドリンクと食後の紅茶(またはコーヒー)がついて、なんと3,000円!

 

下段のメレンゲとクッキーは食べきれなかったので、タッパーに入れてもらいました。

 

人間ドックで注意されたばかりなのに、帯広では毎晩胃袋の限界にチャレンジしているので、山梨に戻ったらしっかり反省の日々を過ごしたいと思います。はい。


爽やかな空気が最高に気持ちいい、帯広に来ています!

初めての「ばんえい競馬場」へ。目の前で行われるレースは、迫力がありました〜!

レースの後はふれあいコーナーへ。

94戦16勝の成績を持つ元競走馬の「キング」に会いました。向かいの男性と比較してもこのサイズ!

こんな巨大なお馬さんは初めて見ました!

 

馬たちはお客さんにニンジンをもらって嬉しそうでした。動物園やこうしたふれあい施設ではよくやっている餌やり。ここに注目してみると気づきがありそうです。

本来「餌やり」は施設の飼育員の仕事ですが、このようにお客さんにニンジンを100円で買ってもらって、餌やり体験をしてもらうことが「価値」になるんですよね。

 

例えば、源泉舘さんでは、冬に行なう味噌作り体験に使う大豆の草取りや収穫などを、お客さんと一緒に行なっています。

 

私たちの仕事にも「お金を払ってでも体験してみたい!」という価値ある行動があるかもしれません!それが集客のカギになるかもしれません!探してみましょう♪


読みたかった本を読みました。商業界から発売されたばかりの新著「こうして店は潰れた」タイトルだけでもかなり衝撃的ですよね。

読み始めたら、ページをめくる手が止まらずに一気読み。しおりは不要でした。

 

だって、最初からこんなショッキングな見出しですから。

「やまと」とは、私が販促の基本を学ばせてもらった「スーパーやまと」さんです。「残念ながら…」なんて簡単な一言ではとても言い表せませんが、昨年末に倒産してしまいました。

 

この一冊には、スーパーやまとの小林社長(ひと呼んで「やまとマン」)の今日までの取り組み、いや、生き様が書かれています。

今をときめく成功者によるキラキラした本は書店に溢れていますが、こんなにも生々しい「沈没」までの記録は初めて読みました。

小林社長もスタッフさんもよく知っているだけに、読んでいて苦しい部分もあったし、だけど、社長の語り口で脳内再現ができて、思わず笑ってしまう部分もいっぱいありました。そして、涙なしには読めないページも。。

 

今から7年前、東日本大震災のあの瞬間に、私はスーパーやまとの社長室で小林社長とお話をしていました。韮崎もこれまで体験したことのない大きな揺れでした。

 

揺れが収まると真っ先に社長はドアを開けて、事務所で働くスタッフさんたちに「みんな大丈夫だった?よく騒がず冷静に対応したね!偉い、偉い!」とスタッフたちを褒めて、怪我など注意するように気遣っていました。

 

「何かあったとき」に人の真の姿が見えます。パニックを煽らないように、いつも通り明るく振る舞う社長を見て、従業員のお父さんみたいな人だな〜なんて思っていたんです。そんなお父さんっぷりエピソードが紹介されているページもありました。

倒産後8ヶ月で出版されたこの本は、かっこいい姿だけを切り取って書かれた成功本とは違います。

 

私たちが期待する正義のヒーロー「やまとマン」の活躍だけでなく、「小林久さん」の人間らしい姿に勇気をもらいました。

 

何があっても、「大丈夫!心配ない!なんとかなる!」

 

大事なものを失った後の言葉だからこそ、リアルに心に響きます。私も一人の経営者として、この本に大事なことを教えてもらいました。商売をしている人には全力でおすすめしたい一冊です。読了後は前向きに、強く優しい気持ちになれますよ☆

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