販促物づくりのヒントが欲しかったら、本を読むのもいいんですが、まずは本屋さんに行くことをお勧めします!

本屋さんへ行くと、本がズラーーっと並んでいますよね。その中で、実際に本選びをしてみてください。おもしろそうな本はないかな?って。

 

その中で、思わず手にとってしまった本、気になった本のタイトルを分析してみましょう。そこに「気になる言葉のヒント」が隠されているんです。

 

例えば、こちらの本。右側の本のタイトルに注目してみてください。

問題解決の本がいろいろと並んでいますが、「10歳でもわかる」と書かれていると、簡単そうなイメージを持つことができて、手に取りやすくなりますね。

そのお隣の『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』というタイトルは、その文字を見た人が思わず身近な「あの人」を想像してしまうでしょう。

 

このように、本のタイトルにはいろんなヒントが隠されているんです。

 

それから、下の本も見てみましょう。売れている本、注目されている本のタイトルの共通点を探してみることでも、キャッチコピーや伝え方のヒントが見つかります。

さぁ、こちらの2冊の共通点は何でしょう?

 

--それは「かぎかっこ」ですね。そもそも、人ってまずは文字を「読む」のではなく、「見る」んです。

 

そんな中で、ポイントとなる文字を「」で目立たせることで、パッと注目を集めることができるし、そのあと全体を読んだ際に「強調」して伝えることができますね。

 

かぎかっこ内の文字の形(フォント)や文字サイズを変えて、強調している点にも注目です。この方法は、チラシやPOPなどの販促物にもすぐに取り入れられますよね!

ほら、上の本の「」も思わず注目してしまいませんか?

 

それから、明日香出版社さんのタイトルの付け方は参考になりますよ。

『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』というように、「あたりまえだけどなかなかできない」という言いまわしや、「33歳」という絶妙な年齢。うーん、気になりますよね。

 

それから、これまた明日香出版社さんの中でも人気シリーズのタイトル『30代で必ずはじめること、やめること』『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』にもヒントが。

『すぐやる人の習慣』というように、一方だけを取り上げるタイトルよりも、「やれない人」という真逆の習慣も知れた方が、より参考になりそうですよね。本当にタイトルっておもしろい!

 

ちなみに、私が思わず注目して手にとってしまった本はこちら。

『先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!』どんな本なのか、タイトルだけでもなんとなくイメージすることができる、いい伝え方ですね。

 

ネットで何でも買える便利な時代ですが、本屋さんに行けば、目的買いすることが多いネットでは出会うことができない一冊に興味を持つことができ、そこでのヒントをたくさん手に入れることができます。

 

本のタイトルからヒントをもらって、今日のブログのタイトルを考えてみました。

 

本は書店で買いなさい

なぜ販促のプロは「書店」で本を買うのか

今日から使える!一生使える!キャッチフレーズのつくり方

社長、本屋さんに行ったら売れるキャッチコピーがつくれました!

 

こんな感じかな。おもしろい♪

 

ということで、まずは本屋さんに行ってみて欲しいので、紹介した書籍にはあえてリンクを貼っていません!ぜひ売り場で、見て触れて感じてくださいね〜!


土曜日は甲斐市の「ふかふかぱん」さんへパンを買いに出かけました。駐車場には警備員さんが常駐する人気店です。

 

昨日も、入り口まで行列ができていて、みんな楽しそうにパンを選んでいました♪

お店に入ると、すぐに楽しいPOPがお出迎えしてくれます!なんと、店主さんが以前POPセミナーに参加してくださったんですよ〜♪

 

普段はリアクション薄めの旦那も「かわいいなぁ!上手だね!」と、珍しくPOPに興味津々でした。

いろんな種類のパンに目移りしていると、次々と新しく焼きあがったパンが並んで、さらに迷っちゃいます♡なんて幸せな時間!

このPOP、すごく目立っていました!楽しくPOPづくりしている様子が伝わります!

 

全体的にPOPがついている商品はほとんど品薄状態!それも納得です。だって、POPを読むと食べてみたくなるんだもん!

お昼に食べようと思って、旦那と1人2個くらい買えばいいかな、と思いつつ行ったんですが、アレもコレも食べたくなって、結局1人4個も買っちゃいました!

 

レジ待ちしている間も、目の前でパンがどんどん焼けていくんですが、こんなPOPがありました。

とても目立って効果的だし、お店の優しさが伝わりますね♪

 

美味しいパンも買えて、POPの勉強もできちゃうお店「ふかふかぱん」さん。ドライブがてらお出かけしてみませんか♪

 

詳細情報はこちらをチェックしてみてくださいね〜!


「人材・人財」「在庫・罪庫」など、その文字に意味を込めて言葉を綴ることができるから、選択肢の多い日本語っておもしろいですよね。

 

私が「すごはん」「たのしごと」をひらがなにしたのにも理由があって、漢字だと「硬い・難しい・強い」そんなイメージがあります。

なので、「やわらか・かんたん・やさしい」印象の、ひらがなにしているんです。

 

確かに漢字の方が伝わりやすいので、よく「すごはんは、ご飯屋さん?」と言われるんですが、それもまた初対面の方との会話のネタになっているのでお気に入りです。

 

「たのしごと」に関しては、「楽仕事」「楽しごと」では「ラク」と捉えられてしまう可能性があり、これでは本質がズレてしまうので、ひらがなにしています。

 

 

それから、意識的に使い分けている文字ひとつに「思・想」があります。

「子猫が可愛いと思った」「友達を想ってプレゼントを選んだ」といった使い分けをしています。頭と心を使って深く「おもう」ときには「想」を使っています。

 

月刊 商業界は「お客さま」、月刊 商工会は「お客様」と統一しているので、できるだけ編集者さんの手間にならないように、執筆の際はその出版物がどの文字を使うのかチェックしています。

 

でも、効果的に伝えるため、その言葉をあえて使いたい場合もあるので、そんなときは〝〟を使って強調したり、あえてその文字を使う意図を編集者さんに伝えることもあります。

たかが一文字。されど一文字。100人が見たら、たった数人しか気づかないかもしれません。

 

だけど、そういう部分を共有できる人は、すごく想いがあるんだなっていうことがお互いにわかるし、文字も自分らしさや世界観をつくる大切な情報の一部。一文字一文字を、これからも大切にしていきいたいな。

 

そういうことを考えると、本当に日本語っておもしろいし、日本語が愛おしい!

 

・・・文字の話しをし始めると、フォント(字体)のことも伝えたくなるんですが、長くなるのでまたの機会に。