ついに・・・ついに・・・我が家に最強の助っ人がやってきましたっ!

アンパンマン!

 

ここからは、ロッキーの音楽を脳内で流しながら、私のこれまでの戦いを読んでくださいね。

 

今年は例年以上に花粉症がひどく、毎回ポケットティッシュがなくなる恐怖と戦いながらの出張生活を送っています。

 

先日の渋谷出張では、ついに恐れていた事態が。手持ちのティッシュがなくなり、コンビニでポケットティッシュを買いに行くが完売!やむなくボックスティッシュを抱えて出張を継続。

そして、自宅に戻り、今流行りのDIY的な感じで、無理やりボックスティッシュをコンパクトに。

少しは快適になるも、毎回こんな面倒なことをしていられないし、都合よくボックスティッシュが少量になることなど、そうそうないでしょう。これから一体どうしたものか。悩みました。

そんな矢先、旦那の部屋でこれまで見たことのない、ポケットティッシュの巨大版の「鼻セレブ」を発見!ドラッグストアで探すも見つからない。そこで、困った時のAmazonで注文!「鼻セレブ ITSUMO」という名前らしい。

ちなみに私、鼻炎持ちで年中鼻が活発なので箱買いしました!

これは画期的な発明!花粉症でティッシュが手放せないとき、ポケットティッシュでは量が少ないし、何より小さすぎるんですよね。

 

鼻炎スイッチがONのときって、とにかく時間との戦いなので、ポケットティッシュを広げている間に、鼻からお水が垂れてしまいます!

それが、このポケティの巨大版ならスッと出してブシャーーッと瞬時に鼻をかむことができるんです!

 

きっと大人の事情だと思うんですが、アンパンマンの絵柄はペンギンより枚数が少なめ。でも、出張中にアンパンマンと一緒にいられればワクワクできるので、こちらを選びました。

王子ネピア株式会社さん、素晴らしい商品を生み出してくださって、ありがとうございます!これで私は救われました!!

 

そんなこんなで、こういう自分の選択や行動に、ものづくりやパッケージングのヒントって隠されているんですよね。

 

使うシチュエーションによっては、大きくてもダメだけど、小さすぎてもダメなものもある。実用的だけど、遊び心だって少しは欲しい。

この商品、たぶん知らない人が多いんじゃないかな!? ドラッグストアやコンビニで、花粉症の人に向けたPOPと共に目立つ場所に販売したらめっちゃ必要とする人いると思うんだけどなぁ〜。

 

ものづくりやパッケージ、それから伝え方で商品の魅力が何百倍にも膨らんでお客さんに伝わるんですよね。

 

品質さえよければとメーカーに任せっきりはダメ、売り方を販売店に任せっきりもダメ、商品の価値を見出すのをお客さんに任せっきりなのは一番ダメ。いいものをつくって、よさが伝わるように販売する。みんなでお客さんにより喜ばれる仕事をしていけたら最高ですね♪


「くしゅんっ☆」なんて可愛らしくする余裕なんてないんです。

 

ひたすら「へっくしょーーーん!」「ブシャーーー(鼻をかむ音)」の繰り返し。

 

全国各地に出張していると、花粉のヤバさ指数が見えてくるんですが、東京はもう、飛散が悲惨……笑えません!

渋谷で仕事をした後、コンビニで保湿ポケットティッシュを買おうとしたら、見事に売り場が空っぽ!近くにドラッグストアも他のコンビニもなかったから、予感はしてたんですけどね…。

 

念のためレジのスタッフさんに確認したら、「ポケットティ・・・」と言った瞬間に「あ〜ごめんなさい、売れちゃいました〜」とのこと。しぶしぶボックスティッシュを買うことに。

 

「はぁ、やっぱりかぁ〜」と男性の声。後ろに並んでいるスーツ姿の男性2人組もボックスティッシュを抱えていました。笑

 

出張のお共にボックステイッシュは・・・さすがにデカすぎますよねぇ〜!笑

さぁ突然ですが、ここで「すごはんPOP検定」のお時間です!

 

すごはんPOP検定とは、売ろう、売ろう!ガンガン儲けよう!という「自己中POP」ではなく、お客さんに寄り添うことで、結果的に売れる「親切POP」スキルを身につけるための検定です!簡単なので、今回は8級です♪

 

あなたがもしこのコンビニのスタッフなら、どんなPOPを書きますか?? 次から次へとお客さんが来店して忙しいので、凝ったPOPはつくれません。

いかがでしょう?

 

私だったら、空っぽの売り場にこんなPOPを書きます。手元にあったメモ帳とボールペンで47秒で書きました。もう30秒あれば貼れるので、3、4人に質問をされるのと同じ時間くらいでしょう。

渋谷という場所にある上、周囲にも他のコンビニがないので、多くのお客さんが来店するお店。たかが15秒の質問でも何度も繰り返されれば、かなりの時間になるでしょう。

 

「ポケットティ・・・」と言った時点でスタッフさんは「売れてしまった」と答えるということは、何度も同じ質問をされていることが伺えますね。1枚のPOPで、何度も同じ質問をされずに済みます。

 

何より、お客さんは狭い通路で、他のお客さんに気を使いながら、ポケットティッシュ売り場と少し離れたボックスティッシュコーナーをウロウロする必要がなくなります。

ということで、同じ質問を2、3回されたら、わからずに困っているお客さんが多い可能性が高いので、POPを書きましょう!

 

それから、POPは「有る」商品だけでなく、「無い」商品にも有効なので、入荷日のお知らせや、代替商品へのご案内などを伝えるのも親切ですね。

 

最後に・・・

世の中にはこういう便利な商品もあるので、ぜひコンビニさん取り扱ってください!ポケットティッシュじゃ足りないんです!小さいし、鼻かみづらいし!ボックスじゃ大きすぎるんです!バッグの中に入らんとです!

保湿ボックスティッシュのビニールバージョン!私が本当に求めていたものは、これだよ、これ!!

 

さよなら、私の泣ける努力・・・笑


本日1本目のブログで紹介した『月刊 商工会』と合わせて、私は連載を月々3本と、ブログを毎日書いているんですが(しかもすべて販促ネタで)、ネタ切れしない秘密があります。

それは、意識スイッチをONにし続けていること!

 

昨日も甲府駅を歩いていて、「あ、こんなところに電光掲示板があったんだ!」ということに気づき、「でも、こんなところにあっても全然目立たないな」「ピカピカしていても場所が悪いと全然目立たないんだ」なんてことに気づいてメモをしました。

 

名古屋駅前を歩いていても、気づくことがモリモリでした。

毎日何かしらの刺激を受けて、いろんなことを考え、欲しいと思ったり、要らないと思ったり、おもしろい・つまらない、美味しそう、笑える、癒される、いろんな感情が湧いてきます。

 

それぞれに目を向けていけば、自然と「こんな表示があったらありがたい」「 こう伝えた方がわかりやすい」などアイデアが浮かんできます。

 

日常の意識ひとつで、お客さんが喜んでくれることなんてよくわかるんですよね。それから、もう一つ大切なこと。

 

「自分が」喋りたい!

「自分が」売りたい!

「自分が」儲けたい!

 

こんな風に、意識が「自分」だけにしか集中していなければ、お客さんのポロっと口にした一言から見つかる重要なヒントにも気づけません。

自分がお客さんの立場の時は、自分の感じたことに意識を向けて、自分が商売をしている側のときは、お客さんの行動や言葉に注目すれば、気づきが満載!だから私は連載やブログネタにも困らないんです。

 

そんなこんなで、「意識スイッチはON」にしていきましょうね〜!