初めて行ったお店で「ここ絶対にまた来よう!」とリピートを決めた理由はなんですか?

 

私は、県外の方をお連れするのによくご案内するのが、北杜市の「いち」というお蕎麦屋さんです。

やっぱり「手づくり」って温かいね♡

↑こちらの記事でも紹介しているんですが、このお店は「時間のない人お断り」なんです。この前伺ったら、さらに「スマホ禁止(撮影はOK)」も追加されていました!

私、学生時代にちょこっとだけファミレスでアルバイトをしたことがあって、その時思ったことがあるんですが、時間がなくてイライラしてしているお客さんがいると、スタッフもまわりのお客さんも、お店全体に緊張感が走るんです。

 

車の運転をしていても思うんですが、一人のイライラは伝染するから、できるだけそういう人とは距離を置きたいんです。

 

県外の方と一緒に、八ヶ岳の大自然に囲まれた築100年以上の診療所を改装したお店で、素材にこだわった野菜たっぷりのお蕎麦を味わうのなら、なおさら穏やかな環境で過ごしたいもの。

 

お店の人にしてみても、一生懸命つくったお料理を出して、じっくり味わうことなくサッサと食べ終えられたら悲しいですね。

さて、そんなお客さんにハッキリ「NO」と言うこのお店の中はみ〜んな穏やか。じっくりお蕎麦を味わうことができます。

 

何より嬉しいのは、お連れした方全員から「美味しい!慌ただしい日常を忘れられた!」とめちゃくちゃ喜んでもらえることです!そんな理由で、私はこのお店をリピートしています。

 

このように、自分がリピートしているお店を分析してみると、業種や扱う商品は違っても、いろんなヒントがもらえるんです。

 

私のリピート店でいえば、「誰でも歓迎!み〜んなウェルカム!」ではなく、多少厳しいことを伝えたとしても、自分たちのターゲットを明確に示すことで、ミスマッチなお客さんを避けられていますね。

 

そして、マッチするお客さんの満足度を高めて、リピーターにすることができています!

ということで、考えてみましょう!「あなたがリピートしているお店はどこですか?その理由はなんですか?」


先日のこと、松野恵介さん(通称:キャップ)から封筒が届いていました。ドキドキしながら封をあけると・・・

発売前の新著が入ってるーーー!昨年、名古屋でキャップとお会いしたときに「お互い執筆頑張ろう!!」と会話をしたんですが、ついに生まれたんですね〜。(私の進捗状況はまだ聞かないで…♡)

 

ところで、この本の表紙を見て、何か気づくことはありませんか?

なんと、私が登場しちゃっています!えええええ!?

 

実はこれ、キャップが仕掛けたサプライズ帯だったのです!こういうことをサラッとできるキャップがすごい!ちなみに通常盤はこちらの黄緑色の帯で〜す。

 

いち早く読みたかったので、仕事を早めに片付け、姿勢を整えさっそく拝読!「マズロー欲求5段階説」っていうとなんだか難しそうな印象を受けるかもしれませんが、かなりの読みやすさで一気読み!

 

キャップらしい、しっかり論理的なんだけど柔らかくてわかりやすい本でした!特に私がいいな〜と思ったのが、176ページのこの言葉。

“「お客様に何かしてあげたい!」という気持ちに!”

 

「買って欲しい!」「売上をあげたい!」「儲かりたい!」っていうのは「自分が、自分が」の考え方で、そんな自己中心的な人と付き合いたいと思う人はいないでしょう。

 

お客さんに選んでもらえるお店・会社になるには、まずは自分がお客さんに「〇〇したい!喜んで欲しい!」と考えて行動しないと!

 

自分のことばかりだと、まさに『お客様のことが見えなくなったら読む本』というタイトルの通り、お客さんが見えなくなってしまいます。

 

キャップの本では、そんなハッとする気づきから、「じゃあ、どうしたらいいの?」に応える具体的な方法まで、事例付きでしっかり紹介された、めちゃくちゃ親切な一冊。

 

興味のある方、ぜひチェックしてみてくださいね♪  ⇒ お客様のことが見えなくなったら読む本


先日、源泉舘さんのニューズレターに掲載する4コマ漫画をお手伝いさせていただきました。今回の4コマネタを何にしようか女将さんと会話していると、こんな話題に!

「温泉の消毒に塩素を入れれば手っ取り早く殺菌できるけど、悪い菌だけじゃなく良い菌も殺しちゃうから、せっかくの温泉が台無しになっちゃう!だから、うちは塩素を入れないで、毎日必ずお湯を空にして丁寧に掃除しているの!」

 

「塩素を入れると、もう大丈夫だ、って安心して掃除が適当になってしまうから、ヌメリが出て不衛生になったり、レジオネラ菌が発生したりするんだよ!うちは掃除を責任もってしっかりやってるし、これは当たり前のこと!」

 

そんな女将さんや社長の想いを聴き、とっておきのネタが思い浮かびました!

なかなかいい4コマに仕上がりました♪

 

塩素を入れず、綺麗に掃除をすることは、源泉舘さんにとっては当たり前だけど、実は他では当たり前ではなく、大きな魅力の一つでもあるんですよね。だからこうして伝えることが大事なんです。

 

私は源泉舘さんのお風呂を若いうちに知ってしまったから、いろんな温泉に入っても「うーん、ここなんだか塩素臭いなぁ」とか「この温泉、掃除ちゃんとやってないな、大丈夫かな」とか敏感になってしまいました。笑

 

ちなみに、源泉舘さんは、全国に16施設しかない「オール5温泉」という最高品質の温泉ですが、だからお客さんが集まってくるか?といったら、そんなことはありません。基本の掃除をしっかりやったり、情報発信や伝える工夫もものすごいんです!

素晴らしい商品があるからといって売れるわけではない

 

これについては以前ブログ記事を書いたので、上のリンクをクリックしてぜひ見ていただきたいんですが、こうした努力の継続が今の結果に繋がっているんです。

 

たとえ最高の商品や特殊な技術を持っていても、お客さまに知っていただくための努力の継続は惜しまずにしていきましょうね!