先日の静岡パナソニックさんのPOPセミナーの時に、おもしろいご相談をいただきました。

 

ドライヤー「ナノケア」がスゴイからPOPで伝えたい。ナノケアと別のドライヤーを試しに使い比べてみたら、ナノケアを使った日だけ「髪が綺麗」と褒められるの!

 

そこでPOPにこう書いたそうです。

でも、ありきたりでイマイチぱっとしないような、インパクトが薄いような、どうしたらいいのかわからない!そんなご相談をいただきました。

 

そこで私が注目したのは、「ナノケア」を使った日は褒められるけど、「別のドライヤー」を使った日は褒められないってこと。

 

そこで、こんなキャッチコピーを提案しました。

 

このドライヤーを使わない日は、褒められません!

 

商品POPに「このドライヤーを使うと褒められるんです♪」っていう言葉は普通だから、「褒められない」という文字を大きくして、違和感を演出して、POPをじっくり読んでもらおうと思ったんです。

まだ途中だけど、インパクトのあるおもしろいPOPになりそう!

 

美味しいお菓子です

楽しい本です

肌触りのいい服です

便利なレンジです

ジューシーな肉です

 

商品がいいのは当たり前で、それをそのまま伝えてもインパクトに欠けてしまいます。今回の逆の発想で考えてみるなど、ちょっとした工夫を加えて伝えてみましょう!


前の日に源泉館の女将さんがお土産に持たせてくれたチャーハンおにぎりを熱々にチンして家を出て、自販機で味噌汁を買い、始発の特急で静岡へ。

これまでお問い合わせが多かった、中部エリアのでんき屋さんのPOPセミナーが、今年からついにスタートしました!

休憩はランチの40分だけ!あとはひたすら学びと実践の時間!! それでも、後半になってくれば「もっと時間が欲しい〜!」というくらいあっという間でした。

 

そして、静岡のみなさんはとっても伝え上手でした!

「その商品を使っているシーンを明確にイメージできるように伝えてみよう」なんて話をしたんですが、こちらのPOPはまさにイメージできちゃう言葉!

1泊2日の旅行でも絶対持っていきたい!

 

売り手目線になると、どうしても「〇〇技術によって、髪の細胞まで働きかける〇〇で〜」なんて、お客さんにはサッパリわからないことを書きそうになるかもしれません。

 

でも、それを買うのはお客さん。この商品がある生活のワンシーンを描いてもらえるように伝えることが大切です。

 

いや〜レベル高かったなぁ。次回は岐阜のでんき屋さんに会いにいきます!楽しみに待っていてくださいね♪


源泉舘さんでいつものようにお土産コーナーをひとまわりしていると・・・

もう何年も前に書いたPOPが貼られたお土産が気になりました。

 

なぜ気になったかというと、サンプルの箱がボロボ・・・じゃなくて、年季が入っていたから!笑

お土産業者さんもほぼ毎日来て商品を補充しているんだから変えてくれたらいいのに〜。まぁ、そんなこと言っても仕方がないので、POPを書き直すことにしました。

 

マイナスポイントを逆手にとって、「年季の入ったこの箱をみてわかる通りのロングセラー」というPOPにしてみました。

女将さんから「マスキングテープづかいがまた一段とボロボロ感を演出しているね」というお褒めの言葉 (!?) をいただきました。

 

これは先日の福山セミナーで、マステを上手に使っていた女の子のワザを真似させてもらったんです♪ 真似の方向性がだいぶ違うけど。笑

一度書いたPOPも、ときどき見直していくことが大事ですね!

特に源泉舘さんはおなじみさんが多いので、毎回ワクワクお買い物タイムを楽しんでいただけるように、源泉舘POP部、頑張りますッ!!