20代前半の頃、販促のお手伝いをしていたスーパーやまとさんで、「ボイルモツ」というものが売っていました。まぁ、ボイルしたモツなんですが、その当時の私にとっては未知の物体!

一体何者だろうかと、ネットでレシピを検索してみたら、結構美味しそう!これは間違いなく私の好きなやつだ!笑

 

でも売場に並ぶ姿は、美味しそうとは言えない未知の物体。そこで、こんなPOPを付けることにしました。

ちょいキモな見た目をカバーするためにボイルモツ君というキャラをつくりました。みんなから「何コレ?」って言われて悲しんでいるというストーリー付き。

それで、こんな風にレシピを書いて、大量にコピーしたら「ご自由にお持ちください」と売場に吊り下げました。たくさんの人がレシピを持っていってくれて、ボイルモツの売上げは3.6倍に!

 

私がプロ級の料理上手で知識豊富だったら、ボイルモツを見ても何の疑問を持たなかったでしょう。知識がないからこそ、一部の人にとっての当たり前にも立ち止まることができます。

知識がないことを恥ずかしいと思わず、ふとした疑問は「きっと同じように考えているお客さんもいるだろう!」と疑問の答えを伝えましょう。目指せ、親切な売場づくり★


前回のブログは興味が湧くキャッチコピーのヒントについて書きましたが、今日はデザインの話。

 

実際に本屋さんをプラプラしてみて、文字通り二度見した表紙の本をメモっておくか、こっそり写真に撮っておきましょう。

 

後で、「どうしてこの表紙が気になったのか?」と分析してみると、いろんなことが見えてきます。かなり前ですが、通りすがりに思わず手に取ってしまったこちらの本。

モデルなどの人物や複雑なイラストではなく、シンプルで簡単なイラストと、可愛らしいピンクが目につきました。

 

難しいことはできないけど、これなら簡単なことを教えてくれそうなイメージで、手に取って中を見て気に入って購入しました。

 

だから、何かを説明するときは複雑な線ではよりもシンプルな線の方が、簡単そうなイメージでとっつきやすそうだ、とうことが言えますね。

そうかと言って、何でもかんでも単純線がいいのか?というと、そうではない場合もあります。こちらも実際に私が二度見してしまった本。

なんじゃこりゃ〜!?って感じで、通り道でたまたま見かけた本の表紙の割と長い文章をすべて読んでしまいました。

 

こんな風に、普通じゃないくらい書き込まれていると、まじまじ見てしまいますね。(サンプル画がいちいち気持ち悪くてすみません…笑)

だから、あえてじーーっくり見て欲しいものは、線多めでリアルな感じで書いてみるのもいいかも。まぁ、伝えたい相手と伝えたい情報・内容とがマッチしていることが大切なので、テクニックとして覚えておいて、効果的に取り入れてみるといいですね。

 

こんな風に、専門的なデザインの勉強をしていない人でも、自分の二度見したデザインと、その理由を分析してみると、気付きがたくさん得られます。ぜひ本屋さんに出かけてみてくださいね〜。

 

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キャッチコピーづくりのヒントが欲しかったら、メモ帳を持って本屋さんに行くといいですよ〜。私がセミナーでよく言うセリフです。

200頁くらいある本の内容や魅力を瞬時に知ってもらうために、本づくりに携わるいろんな人たちが一生懸命「タイトル」を考えます。だから本のタイトルには、興味を持ってもらうためのエッセンスがたくさん詰まっているんです。

 

だから、本屋さんに行って実際にそこに並ぶ本のタイトルをとにかくメモしましょう。それを後でじっくり分析してみると、興味が湧いてくる言葉のヒントが見えてきます。

 

例えば、私の場合、こういうタイトルが気になりました。

『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』明日香出版社さんの「〇〇人と〇〇人の習慣」シリーズはどれも興味が湧きます。

 

なぜこの本に興味を持ったのか分析してみると、「ダメな人」と「うまくいっている人」を比較して伝えてくれそうだから、より自分のダメ行動を反省して、うまくいく方法を実践でき、習慣を変えられそうな気分になると感じました。

 

この気付きを自分の商売に応用すると、『10年後の住まい「後悔する人」と「満足し続けられる人」の違いはここにありました』なんていう住宅チラシができそうですね。

 

 

それから、同じく明日香出版社さんの村尾隆介さんの『あたりまえだけどなかなかできない29歳からのルール』は実際に28歳の時に買いました。

こうやって、絶妙な数の年齢を言われると、その周辺年齢の人は「あれ、私に必要な情報かも!見なきゃ損するかも!」と感じます。

 

これをお店のチラシに応用すると、「26歳になったら知っておきたい保険のきほん」とか「34歳から始める理想の身体づくり」などなど、「お、見ておかなくちゃ!」という引っかかりがあって良さそうですね。

 

このように、本屋さんにはキャッチコピーの無限のヒントが隠されています。特に明日香出版社さんのタイトルは面白いものが多いです。机上でアイデアが浮かばなければ本屋さんに行ってみるのがおすすめです。

 

二度見してしまうデザインのヒントは明日のブログで!

 

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