いつも家電製品を買うときは、旦那さんの同級生の「森さん」というでんき屋さんから購入しているんですが、彼の接客が素晴らしすぎるんです。

 

メーカーの機能を連呼するんじゃなくて、その機能によってどんないいことがあるのか、リアルな生活に落とし込んでわかりやすく教えてくれるから、どんどん前のめりになって話に引き込まれてしまう!

 

大げさではなく、調理家電について説明を聞くだけで、本当にお腹が空いてくるんです!笑 今日のブログでは、森さんのテクニックをまとめてみました!!

身近な人の体験談を交える

商品の説明の中には、自分の親やお馴染みさんの体験談なども交えて伝えるから、炊飯器に時には自分の親の例を挙げながら商品の説明をしてくれるんです。だから、お店の人のセールストークではなく、「口コミ」として説明を受け取ることができるんですね!

 

迫らない・急かさない

説明をし終わったらそれで終わり。決して決断を迫りません。話を聴くだけで十分気持ちは「欲しい!」に傾いているので、ゆっくり決断するまでの時間を与えてくれるところも「また彼から買いたい!」と思わせてくれます。

 

どんなに説明上手でも、決断を急がされたり、「今だけ」などの言葉で決断させようとする人は、自分のことを想ってもらえていないような気分になって良好な関係性が築けません。

 

正直に教えてくれる

自分の家ではどの機種を使っていて、良い部分と悪い部分を正直に教えてくれます。それから、その反省点を活かして、今買うならどれが欲しいかを、彼の目線で教えてくれるから、本当に参考になるんです!

 

大好き感が伝わってくる

何より感じたのは、商品が大好きだということ。それ故、商品知識が豊富だし、何に関してもオールマイティに教えてくれる!やらされ仕事ではなくて、大好きなんだということが全体から伝わってきます!

ということで、もはや、彼に相談せずに買ったら後悔してしまうレベル!家電製品自体はどこで買っても同じですが、遠くても、高くても、彼から買いたいと思えます。森さん、いつもありがとうございます!


昨日は大阪の西川リビングさんで寝具店さん向けセミナーを行ないました。

 

私が独り暮らしをスタートしたのは、会社に勤めて間もない極貧時代なので、寝具は「とにかく寝られればいいや」で決めました。

でもお仕事を通じて「いい寝具」のことを知ったので、現在は「いい羽毛」と「いいマットレス」、それから西川リビングさんの「リケア」を使っているんですが、もーーー超最高です♡笑

 

安いベッド時代は、朝起きると腰が痛くて朝一番から憂鬱で、出張でホテルのベッドで眠れる日は私の癒しでした(笑)

 

今は自宅のベッドが最高すぎて、毎晩ベッドに入る度に嬉しくてニヤニヤして、朝は気持ちよく一日がスタートします。出張の日は自宅ベッドが恋しくて。。。笑

 

あ、「いい羽毛」と言っても、何十万円もするようなものではなくて、少し頑張れば買えるくらいの値段ですけどね。人生の3分の1をすごす場所がふとんの中。3万円のコートを買うのに、おふとんは9,800円で本当にいいのでしょうか?

 

もちろん、就職間もないあの頃の私には無理な買い物ですが、その価値を知った今では「うわ、高っ!そんなもの要らないわよ!」とは思いません。むしろ、いいものだから大事な人には教えたい!と思うほど。

 

だから私にとって10万円のふとんは「高いけど、それを払う価値があれば買いたい」が本音。

寝具って誤解されやすい商品だと思うんです。「高齢の母親が高額羽毛布団を買って来た」と聞くと、騙されたんじゃないかと不安になりませんか?笑

 

もちろん、悪質なことをやる人も中にはいるので、そのイメージがこびり付いてしまっているんでしょうけど、とにかく寝具店って「押し売り感」のある商売ですね。

 

だから、尚更、お客さんが来店したら「待ってました!」とばかりに近寄ってグイグイ接客しまくるのではなく、普段からお客さんに「伝える努力」をした方がいいのではないでしょうか。

日々ブログで寝具の価値や選び方、豆知識などを紹介して、正しい寝具の知識を伝えていきましょう。

 

いかにも押し売り感のある「セール」「ふとん打ち直し」「買い替えキャンペーン」など、入口にベタベタの貼り紙、ホコリを被って日光で変色したようなメーカーのパネルやポスターは取っちゃいましょう!店内の様子が見えないお店に入るのは不安です。

 

お店の前にはブラックボードを置いて気軽に入れる入口をつくって、店内にはPOPを設置して、この商品にはどんな魅力があるのか、接客で喋る言葉をそのまま書きましょう。

 

店員さんが直接話すと「押し売り」になりますが、POPはお客さんが自ら情報をキャッチしてくれます。お客さん方が前のめりになるように販促物を活用していきましょう。

 

「うわ、面倒臭っ!そんなんやってらんないよ」と思いますか?時代が変わっていく中で、10年、20年前と同じことをし続けて、通用するわけがありません。視野を広く、いろんな業界を視れば、みんなやり方を変えています。販促の形も進化しています。

 

一発打ったチラシが大当たりして売上げにドッカンと繋がる日を、あと何年待ち続けますか?

「あなたから買いたい」と言って遠くからでも来てもらえる、わざわざ選んでもらえるお店になるために、今準備をはじますか?「すぐには結果がでないけど、コツコツ積み上げ続けていく」ということもやっていきましょう。

 

寝具店に限らず、思い当たるお店は、ぜひ行動してくださいね。


「いや〜、センスがある人はうらやましい!」「やっぱり才能だよね!」販促物をつくっていると、こんな言葉をかけていただくことがあるんですが・・・実はこれ、センスでも才能でもありません。

こちらのブログを見ていただければ、私のPOPが最初はどんなに悲惨だったかがよくわかります!!

 

それに、キャッチコピーだって考えても考えてもすぐに浮かばず、POPを1枚書くのにも時間がかかり、効率もかなり悪かったです。

 

だけど、普段買い物に行くときには、思わず買ってしまったひと言や、おもしろい商品名などは忘れないように写真を撮って、蓄積しています。

だから、私のパソコンの中には、「街で発見!おもしろ販促」という写真フォルダがあります。

 

自分に関係が有るか無いかではなくて、「あ!コレおもしろい!」「思わず興味を持ってしまうな」と思ったらとにかく写真を撮ります。

そういう意識スイッチを常にONにしておくことで、いざというときに、「そういえば、あのお菓子屋さんのPOP、おもしろかったよな」なんて記憶の引き出しから、たくさんのヒントを取り出すことができます。

 

「センスがないから無理」というのは、意識してヒントをキャチして、それを実践しながら徐々に上達していくことを拒むような、もったいないことです。

 

だから、「私にはセンスがないから」と逃げずに、上手にできなくてもいいから、まずはやってみましょう!