2015年10月に出版した『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)は、おかげさまで2019年5月26日現在、26刷となっています。

 

編集担当の戸井田さんからは「ここまで売れるのは、一万冊に一冊あるかどうかですよー!」と嬉しいお言葉をいただきました!

よくいろんな人から「出版するなんてすごい!」とか「印税すごいでしょ〜!!」とか言われるので、アクセス数の少ない本日日曜日のブログは、その辺の裏話をコソッとしたいと思います♪

 

出版はすごいことなの!?

気になったのでネットで調べたら、毎日200冊もの本が登場しているみたい。 それくらい、出版は「その気」さえあえれば誰でもできるので、特別にすごいとこととは思っていません。

 

「本書いている先生なのに普通の人ですね!」ともよく言われるのですが、はい、普通の人が本を書いただけなので、普通でーす!笑

 

ただ、私にとっては執筆作業の日々が、今思い出しても恐怖に震えるくらい、めっちゃくちゃ大変だったので、あの苦難を乗り越えて一冊の本にすることはすごいことだと思っています!あの時のトラウマで、未だ新刊が書けましぇーーん…。涙

ぶっちゃけ、印税ガッポガッポなの!?

近しい方々にリアルな数字を言うと、びっくりされます!「え〜!? 家建たないの!?」って。笑

 

契約にもよりますが(私はごくごく一般的な契約です)、「印税で家が建つ」なんて、別次元の販売数ですから〜っ! とてもではありませんが、印税で生活なんてできませんし、しようとも思っていません。

 

出版したことで、より多くの人の目につきやすくなって、お仕事に繋がることは多いです!

出版して何か変わったことは?

まずは、書店に並ぶビジネス本などを見て「安い!」と思うようになりました。著者のこれまでの長年の経験の蓄積が一冊の本としてまとめられているものが2000円もしない値段で手に入るなんて!

 

なので、気になった本や興味のある人の本は積極的に読むべし!と思うようになりました。

 

それから、全国行く先々で本を見てくれたであろう手書きPOPを目にするようになりました。嬉しくてお店の人に声をかけちゃうのですが、そこでの出逢いもあったりして…!これが、出版後のすご〜く嬉しいことです。

今後出版を考えている人に伝えられるとしたら

ズバリ、「出版社は慎重に選ぶべし」ということです。google先生によると、出版社は日本に4,000以上あるらしい。当然、考え方は各社まったく違います。

 

想いが同じ出版社を選ばないと「こんなはずでは…」なお互いのミスマッチ(お互いの不幸)に繋がってしまいます。

 

本は永く残るもの。出版社と方向性が違うと、自らの意に沿わない内容になってしまう恐れも。その本をきっかけに講演依頼などもらったら、ミスマッチにつながりかねないので、メディアへの登場を含め、そこはブレないように気をつけないといけません。

出版社選びは、出版するまでの関係性ではなく、企画から執筆中、執筆後の書店さんへの営業から販促、重版などなどなど、この先ながーーーーーーく(もしかすると一生かも!)お世話になるパートナー選びです。

 

私は同文舘出版さんの「永く現場で愛されるビジネス書籍をじっくりつくりたい!」という想いに共感してお世話になっているのですが、同文舘さんで本当によかった〜!と思っているし、普段はゆるっとしているのに心に熱い想いを持っている戸井田さんが担当してくれて本当によかったーー!ものすごく感謝しています!!

 

それから、当たり前だけど、毎日200冊も出版されているすべての本が書店に並ぶわけではなく、まずはお店に並ぶことだけでも出版社さんに感謝しなければなりません!

 

特に、私の本はいろんなお店で平積みしていただいたのですが、これも同文舘さんが日頃から書店さんとの関係性づくりをされているおかげ!営業さんたちの努力の賜物です。ありがたや〜!

 

出版にはやっぱり「蓄積」が大事なので、日々の実績や行動をブログに書き続けることも大事ですね。そんなこんなで、普段あまりしない出版の話でした♪


今日のブログは趣味のゆるゆるブログ。写真多めです!読み込み遅かったらごめんあそばせ〜!

念願の大塚国際美術館(徳島県)へ、ついに行くことができました!場所もいいところ〜!!

 

大塚国際美術館はとにかく広く展示数も超大量。なので、絵画一点に対して人が集中することなく、ゆったり細かい部分まで観られるのも最高!

下の写真にあるベラスケスの絵は、扉の上の高いところに飾るために描いたものなので、正面からだと馬がまん丸でヘンテコリンですが、下からのアングルで見るといい感じになるんです。(・・・と、NHKの日曜美術館で言っていました。笑)

そんな絵だって、しゃがみこんでスペインの王様目線で鑑賞できちゃいます。人がいっぱいのプラド美術館の実物ではなかなか難しいですからね〜。

 

それから、絵画はレプリカなので撮影OKなのも嬉しいところ!

今回アテンドしてくれたパッケージの松浦さんの娘の凛ちゃんのように、こんなふうにモデルになりきって撮るのもいいですね〜!

凛ちゃんの可愛さやプロフェッショナルなポーズに、私たちだけでなく、まわりのお客さんも絶賛していました!本当に可愛くて可愛くて、「凛ちゃんこっちも〜!」とモデルをお願いしまくっちゃいました!

こうやって、楽しみながら芸術に興味を持てるって素晴らしい!

なんて素敵な親子!

 

これは笑ったなぁ〜!ご一緒した神奈川のベーグル屋さん「パン工房 くるみいろ」のやっすー、イラストレーター「アイツファクトリー」のみかりん、「パッケージ松浦」の凛ちゃんと4人で「真珠の耳飾りの少女」にナリキリました!

ダメだ、まじめな表情にしようと思っても、どうしてもニヤついてしまう私とみかりん……笑

 

このようないろんな「体験」ができる仕掛けがあるのも面白い!ゴッホの作品、『ファンゴッホの寝室』の再現もありました!なんてかわいいお部屋!

マドリードのプラド美術館で一番の目的だった、ゴヤの「黒い絵」シリーズも、ここでは実際のゴヤの別荘を再現した配置で展示されていたのには感激しました!ああああああーーー写真撮り忘れたぁぁ…。

 

そして、写真OKなので私の密かな楽しみの「名画の謎ポイント探し」も捗りました!例えばこちら。なぜ右後ろのこのおじさんは頭から流血しているのか気になりませんか?

そんな時は「全体」「謎ポイント」「タイトル」の3点を写真に撮っておいて、あとで本やネットで調べると、いろいろ知ることができて面白いんです!一つ一つ鉛筆でメモを取るのは大変なので。

 

ちなみに、流血のお方は聖ペトルスという人で、暗殺者によって頭を切られて殉教し聖人になったため、このような表現になっているそうです。

 

先ほどの流血の表現はまだソフトだったようで、色々調べていてたどり着いたこちらのブログに衝撃的な聖ペトルスがたくさん紹介されていました。怖い絵が苦手な方は見ない方がいいかも!?

で、ここからは完全に私の日曜の趣味の世界。

 

子どもの頃から実家にモナリザ(階段に飾られていたんだけど、一人で2Fに上がるのが本気で怖くて嫌だった!)やら、モネやミレーの絵が飾られていたので、その影響か西洋画に興味を持つようになりました。

お気に入りの本はすぐに手に取れるリビングに置いて、時々コーヒータイムのお供に開いては自己満足の世界に浸っています。中でも超がつくほどおすすめの本は、『世界の美術コンパクト版』です。

見よ!徳島名物の「大野海苔」と比較してもこの厚さ(約600頁)!・・・比較対象がわかりづらくてすみません!笑

あの名画の数々がたっぷりと掲載されているので、見開きで気になるあの絵画がどどーんと載っていたり、

ポイントがわかりやすく解説されているんです!(興奮!!)

いや〜、この本を読んでしっかり予習してからスペインへ行きたかったなぁぁぁ!! 激しく後悔。。

一家に一冊あるといいレベルの本なので、お好きな方にはおすすめですよ〜!

それから、宗教画は聖書のことも知っておいた方がより楽しめますよねぇ〜。ってことで、聖書をと名画をザックリ知っておきたい方は、『聖書と名画』がおすすめです!

何時代にはどんな画法が主流で〜、など美術史を手っ取り早く知るなら『いちばん親切な西洋美術史』が簡単でわかりやすいです。

ということで、しっかり勉強して、西洋画好きの母を連れて大塚国際美術館をまる2日間くらいかけてじっくり鑑賞し、謎ポイントを調べてから、国内外の美術館で本物を観に行きたい!! 夢が広がります♪


徳島から帰って数日間、ポーチがどこにも見当たらず、これは絶対にどこかに忘れてきたと確信。

きっと羽田から山梨に向かうバスに忘れたのだろう。電話で確認するも、忘れ物の報告はないという。

 

・・・まさか、それより前に忘れたのかな?

 

冷静に思い出してみれば、羽田に到着後に寄ったラウンジのお手洗いに置いたのが、ポーチとともに過ごした最後の記憶。「こんな所に置いたら忘れちゃいそうだな☆」と考えながら置いたのを思い出しました。笑

さっそく電話をしてみたら・・・無事、忘れていましたぁぁ〜!!

 

メインのポーチで、一番よく使うものをごちゃごちゃ入れていたので、本当によかったぁぁぁ!

 

「ちょうど今日、この後警察に移送する予定だったので、よかったです!」と忘れ物センターの女性。ギリギリセーフで着払いで送っていただけることになりました。本当にご迷惑おかけいたしますぅ。。

 

不注意な私にとって、出張生活は忘れ物との闘いです。一番忘れがちなのが、ホテルの冷蔵庫の中に入れた飲み物。朝飲もうと思って、明治R-1を出張のたびに買うんですが、慌てているとよく忘れちゃうんですよねぇ。

ちなみに、いつも付けているApple Watchで一番よく使うのが「iPhoneを探す」の機能。Apple Watchのボタン一つで、iPhoneの音が鳴るんです。

 

毎日数回は「ピピーーーーン」と鳴らしてiPhoneを探しています。実家で暮らしている頃は母が、今は旦那が静かに呆れています。

物を失くさない聖人がいらっしゃいましたら、ぜひその秘訣を愚かな私に教えてくださいませ〜!