どんなに素晴らしい体験をしても、いつしか忘れてしまう・・美しい絵画を見ても感動や熱は日々薄れてしまう・・

 

嫌だーーーー!!!!!!!

 

そんなのって悲しすぎるので、以前の私は美術館の記録をつけていました。

ちょっとお見せするのは恥ずかしいんですが、行った先々の美術館に展示されていた作品を印刷してペタペタと貼って、

得られた知識や気になったこと、印象的だったことなどを記録していました。

私の悪い癖で「最初に気合を入れすぎて続かない」といういつものパターンが発動して、いつしか断ち切れてしまいました・・。

でも、記録したい!記憶したい!という気持ちはずっと心にあったんです。

 

そんなある日のこと。エゴンシーレ展で購入したポストカードを眺めていて、いいことを閃きました!

 

さっそくAmazonで「あるもの」をポチりました。それがコチラのピカピカちゃん!コクヨさんのハトメパンチ〜!

コクヨ ハトメパンチ<ヒン-M200>

 

こちら何かというと、穴あけパンチ 兼 ハトメをパチンと留める道具です。

かっこいいブラックのハトメが欲しかったので、コチラを注文しました。今、配送待ちでーす!

 

そして、美術館で購入したポストカードに・・

メモリで穴の位置を設定して(地味にこの機能めっちゃ便利!)、

バチコーーンと穴をあけます。

まだハトメがまだ届かないので、とりあえずすべてのポストカードに穴だけ開けて、こんな感じでリングでまとめました。

またハトメが届いたら完成形紹介しますね!

 

このリングももっと大きくてワンタッチでパカっと開く、よく単語帳に使われているアレ(カードリングというらしい)をGetして交換予定です。

 

どこかにヴィンテージっぽいかっちょいいやつ売ってないかな〜??

 

そして、走り書きでもいいから、ポストカードの裏に簡単に印象に残ったことや忘れたくない作品や感じたことを書き留めます。

今後は美術館を訪れるたびに一枚のポストカードを購入して、リングに加えていきます。これで私だけの小さな美術館がどんどん豊かになる〜!美術館に行く楽しみもグッと増えます♪

 

あぁ〜楽しみだな!そう考えると、過去に行った美術館すべてでポストカード買えばよかったーーー!これから充実させていくんだーー!!

 

 

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今年絶対に行きたいと思っていた、『エゴン・シーレ展』へ行ってきました。

もう何年も前ですが、クリムト展に行けずじまいだったことを今も後悔しているので、やっぱり行きたいと思ったらフットワーク軽く行くべしですね!

 

こんなに貴重な絵を東京に送り込んでくださるとは・・レオポルド美術館、神ですか!? というくらいの作品数!ざっくりですが予習をして臨みました。

シーレの表現力に圧倒され、後半はややグッタリ気味に。それくらい強烈な作品たちでした。

 

都立美術館の魅せ方も素敵だったなぁ〜!! シーレとクリムトの会話にも痺れました!

一部、写真OKのコーナーもありましたよ〜。

1918年、スペイン風邪によって、妻の死の3日後に亡くなってしまったシーレ。28歳の彼が残した未完成の作品「しゃがむ二人の女」が印象的だったので、ポストカードを購入しました。

こちらのモデルは妻のエーディトさん。この絵と対になる二人の男(自画像)が、普段はレオポルド美術館に並んで飾られているとのこと。今奥様は来日中なので、しばらく離れ離れなのですね。

 

2枚が並んでいるところを、いつかウィーンに見に行きたいなぁ。エゴン・シーレ展は4月9日まで。本当によかったです!迷っているなら絶対に行った方がいいですよ〜!!

 

こちらは電子書籍で購入しました。出張時の移動時間に読めて最高!

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展
ウィーンが生んだ若き天才展 完全ガイドブック

 

ところで、ゴッホの自画像はおじいちゃんみたいに見えますが(…ごめんなさい)37才の若さで亡くなっています。イタリアの天才画家ラファエロも同じく37才と短命でした。

 

私は40目前のいま、余計な力みがなくなり「心地いい加減」で生きられるようになってきたなーって思うし、特にシーレやゴッホみたいに、作品の中に己の感情を込めてきた人は、年齢と共にどんな変化を見せてくれたのだろうか・・と想像せずにはいられません。

 

今回、28年の生涯で残した貴重な作品を、日本に居ながらこんなにもたくさん見ることができ感動しました。

 

さてさて、シーレ展の次はいよいよこちら。絶対に行きたい!いや、確実に行く!大本命のアンリ・マティスの大回顧展が4/27から始まりまーーーす!!

楽しみすぎて鼻息荒めに待っています!今のうちに予習しておかなくちゃ。

マティスが手がけたロザリオ礼拝堂は、死ぬまでに必ずや訪れたい場所。ググると写真が出てきますが、礼拝堂の壁画を描くマティスの姿が何とも可愛らしいんです!

出張も増えてきたし、仕事の合間に全国各地の美術館巡りもするぞーー♪


大きな仕事を終えた友人と、本を出版した私。おつかれさま会ということで、諏訪湖の旅館に泊まってゆっくり過ごすことに。

 

お部屋の窓からの景色を見て「アンリ・ルソーっぽい!」と感じました。自然なのだけど、均等でカラフルな木々がどことなく不自然で面白みや可愛らしさがあって、ルソーの描くパリ郊外のような雰囲気。

仕事終わりに駆けつける友人を待つ間に、諏訪湖を眺めながら露天風呂を楽しみました!

夜は「くらすわ」さんのおしゃれなコースをいただきました。ずっと行こうと思っていて、ようやく初訪問!味も見た目も雰囲気もすごく良かった!

そして、夜は勝沼醸造の甘口ワイン「アルガーノ ゴッタシデロシオ」で第二ラウンド!このワイン、名前は難しくて覚えられないけど本当美味し〜!語らいの時間を楽しみました。あ、窓ガラスに映るのは心霊ではなく親友です。笑

翌朝は諏訪湖沿いの紅葉を楽しみながら、今回私がいちばん楽しみにしていた場所へ!

ここ!ハーモ美術館です♪ ルソー、マティス、シャガール、ダリ、ピカソ、ボンボワ・・ヨダレものの数々の作品を見ることができるんです!

入り口にはダリのブロンズ蔵!これ、本物なんです!! しかも写真も一緒に撮れるんです!

キュレーターの女性が教えてくれた、この作品が生まれたエピソードが面白くて!ダリがカマンベールチーズを食べていたら、美味しすぎてとろけちゃう〜って感じで作られたそうです。

 

スペインのマドリードでダリの作品をみた時に、トラウマや恐怖を描いているような印象だったので、カマンベールうま〜で作られたこの作品に、「気持ちわかる〜」とほっこりしちゃいました!

 

ちなみにこちら、世界に7点しかない貴重なもの。裏にはシリアルナンバーがしっかりと刻まれていました。

そして常設展では、お目当てルソーの作品の数々が、もう本当に目の前で楽しめて最高でした!早い時間だったので、私とルソー1対1!超贅沢です!

 

ルソーコレクションの中には、ピカソが所有していた『果樹園』という作品(裏面にはピカソのサイン入り!)もあります。

 

ルソーが描いた作品をピカソが眺め、そして今、自分が生まれ故郷でみているのかと思ったら、鳥肌が立ちました。

 

美術館で忘れられない経験は、2017年のクリスマスにソフィア王妃芸術センターでピカソのゲルニカを見た時。広い部屋に私一人、1対1でゲルニカに向かい合って、しばらくの間、至福の時間を過ごしました。なかなか難しいですが、美術館は空いている時に行くに限りますね!

 

通常は私の大好きなマティスの「ジャズ」やシャガールもあるのですが、今回は特別展のため展示されておらず、これはリベンジで絶っっっっ対にまた行きます!

 

さてさて、特別展ですが、「リト@葉っぱ切り絵 展」開催中で、嬉しいことに撮影OKだったので、少しだけカメラに収めさせていただきました。

素敵な作品にはこんなエピソードがあるんです。

一目見たらこの小さな世界に入り込んじゃう!とても可愛らしく愛情あふれる作品の数々でした!

作品を堪能できる絵本もすっごく素敵で癒やされます!ちなみに、お母様の作品も素敵すぎて!インスタ必見です!

 

大大大満足!私が美術館を全力で楽しめたのも、この身軽さゆえ!

イシロヨウコさんのお財布ショルダーは、「荷物」のストレスから解放して、目の前のことに全神経を集中させてくれる相棒なのです!

両手が自由になるし、肩も凝らないから、やりたいと思ったことを頭で考える前に行動できちゃう!

 

片手にバッグを持っていたら、左手で葉っぱを拾って、右手で写真を撮ることもできませんからね!お財布ショルダーのおかげで、いつも追加の思い出が増えるんです♪

そんなイシロヨウコさんのお財布ショルダー展が、今年も長野県千曲市のファッションプラザふじやで行なわれるので、興味のある方は、イシロさんと名物社長・健ちゃんに会いに行ってみてくださいねー!⇒ 詳細コチラ

 

子どもの頃から地元はずーーーっと大好きだけど、大人になって諏訪を離れてさらに好き度が増しました!こんないい街で生まれ育ったのは私の自慢です♪

少し歩いて、素敵なカフェに辿り着きました。「信州山麓カフェテラス」さん。大きな窓がまるで額縁のよう!

諏訪湖を眺めながら、コーヒーと美味しいケーキでほっと一息。

実家に立ち寄って、出版したばかりの本をプレゼント。そして、天使コレクターの母に、ハーモ美術館で見つけた、白い天使ちゃん4体セットと、天使が眠る小物入れをお土産に。「かわいい〜!」と喜んでくれました。

そしてそして、山梨に戻る前にお馴染み「笠原書店」さんに立ち寄ったら、書籍を面陳列してくれていました〜!めちゃくちゃ嬉しい!POPを持って再訪します!

1泊2日の秋の諏訪散策。本っ当〜に癒されました!みなさま、ぜひ諏訪に遊びにきてくださいね!