今まで様々な販促物をつくってきたし、見てきました。その中で特に印象に残っているものをご紹介しますね。

 

まず、記憶に残る販促物として第一に浮かぶのがこちら!滋賀県の北和住宅さんの「北和通信」です。

美容師の奥さんとご夫婦でレターセミナーに参加してくださった、マッチョなご主人が書いたもの。実は、苦手な文字を克服するために、文字の練習帳を買って臨んだニューズレターなのです!

 

伝わる販促物っていうのは、テクニックや器用さ、上手さじゃなない。想いが入っていなければ意味がないものになってしまいます。

これをもらったお馴染みさんは、きっと「あぁ、ここで家を建ててよかったな」と思ったことでしょう。

 

私はいつもこの「北和通信 No.1」の写真をパソコンの画像フォルダに入れて、こんなに真心の伝わる販促物をつくろうと心がけています。

 

そして、このブログにも度々登場する、ミック大矢船店・愛ちゃんのニューズレター。商業界5月号でも紹介させていただきました!

お客さんのことが大好き!もっと仲よくなりたい!愛ちゃんのレターには、そんなピュアな想いが溢れています。そして何といっても、大阪らしい「笑い」も含まれているので、楽しく読めます!

販促物の固定観念をいい意味でぶち壊してくれる、そんな愛ちゃんの「わくわくだより」が大好きです!

 

そして、脳裏にこびりついて離れないのは・・・やっぱりコレかな!?

ファッションプラザふじやの健ちゃんの顔面パッカーンチラシ。

 

この見た目のインパクトももちろんですが、ここまで自分をさらけ出して、お客さんに楽しんでもらおうと行動した健ちゃんの勇気と進化を知っているから、より記憶に残る販促物となっています。

このチラシに一目惚れしてつくられた、耳つぼサロン・スリムインジュエルの兵頭さんのチラシも忘れられない一枚になりました!すごい!

 

まだまだ紹介しきれないほどたくさんの販促物があるので、時々公開しますね〜♪

 

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20代前半の頃、販促のお手伝いをしていたスーパーやまとさんで、「ボイルモツ」というものが売っていました。まぁ、ボイルしたモツなんですが、その当時の私にとっては未知の物体!

一体何者だろうかと、ネットでレシピを検索してみたら、結構美味しそう!これは間違いなく私の好きなやつだ!笑

 

でも売場に並ぶ姿は、美味しそうとは言えない未知の物体。そこで、こんなPOPを付けることにしました。

ちょいキモな見た目をカバーするためにボイルモツ君というキャラをつくりました。みんなから「何コレ?」って言われて悲しんでいるというストーリー付き。

それで、こんな風にレシピを書いて、大量にコピーしたら「ご自由にお持ちください」と売場に吊り下げました。たくさんの人がレシピを持っていってくれて、ボイルモツの売上げは3.6倍に!

 

私がプロ級の料理上手で知識豊富だったら、ボイルモツを見ても何の疑問を持たなかったでしょう。知識がないからこそ、一部の人にとっての当たり前にも立ち止まることができます。

知識がないことを恥ずかしいと思わず、ふとした疑問は「きっと同じように考えているお客さんもいるだろう!」と疑問の答えを伝えましょう。目指せ、親切な売場づくり★


前回のブログは興味が湧くキャッチコピーのヒントについて書きましたが、今日はデザインの話。

 

実際に本屋さんをプラプラしてみて、文字通り二度見した表紙の本をメモっておくか、こっそり写真に撮っておきましょう。

 

後で、「どうしてこの表紙が気になったのか?」と分析してみると、いろんなことが見えてきます。かなり前ですが、通りすがりに思わず手に取ってしまったこちらの本。

モデルなどの人物や複雑なイラストではなく、シンプルで簡単なイラストと、可愛らしいピンクが目につきました。

 

難しいことはできないけど、これなら簡単なことを教えてくれそうなイメージで、手に取って中を見て気に入って購入しました。

 

だから、何かを説明するときは複雑な線ではよりもシンプルな線の方が、簡単そうなイメージでとっつきやすそうだ、とうことが言えますね。

そうかと言って、何でもかんでも単純線がいいのか?というと、そうではない場合もあります。こちらも実際に私が二度見してしまった本。

なんじゃこりゃ〜!?って感じで、通り道でたまたま見かけた本の表紙の割と長い文章をすべて読んでしまいました。

 

こんな風に、普通じゃないくらい書き込まれていると、まじまじ見てしまいますね。(サンプル画がいちいち気持ち悪くてすみません…笑)

だから、あえてじーーっくり見て欲しいものは、線多めでリアルな感じで書いてみるのもいいかも。まぁ、伝えたい相手と伝えたい情報・内容とがマッチしていることが大切なので、テクニックとして覚えておいて、効果的に取り入れてみるといいですね。

 

こんな風に、専門的なデザインの勉強をしていない人でも、自分の二度見したデザインと、その理由を分析してみると、気付きがたくさん得られます。ぜひ本屋さんに出かけてみてくださいね〜。

 

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