売場に並ぶたくさんの商品。「どれも同じくらいおすすめだし、なんて伝えたらいいのかわからない」と悩んでいませんか?

そんな時は、商品の特徴に注目しましょう。例えばこちらのお土産の特徴は・・・

値段の割に量が多いこと。おまんじゅうなどは10個入りで1000円弱くらいですが、クッキーは18個入りで550円という安さ。

 

だからといって「値段の割にたくさん入っていてお得」と書くのはまだ早い!大事なのは、「〜だから、誰にどんないいことがある?」と考えることです。

 

値段の割にたくさん入っているから、誰にどんないいことがある?

 

職場やサークルなど、大勢に配らなければならない人は、個包装でたくさん入っていれば助かりますよね。しかも白桃と巨峰というThe山梨なお土産だし。

 

それをPOPにしてみたら、こうなりました!

これでバッチリわかりやすいですよね〜♪ POPに何を書こうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね〜。


源泉舘さんのお土産コーナーにて。社長の大好物にPOPをつけることにしました。

お土産業者さんが商品を並べていくと、だいたいこんな感じのプライスを付けていきますよね〜。

The シンプル〜!

 

これでは商品の魅力が伝わらないので、さっそくPOP制作スタート!

ここまで書いて、やっぱり書き直すことにしました。何故かわかりますか!?

 

自分で書いておきながら、「入荷」という売り手の言葉が嫌だったので、「お取り寄せ」に書き換えました。こちらの方が、社長が好きで注文した様子がより伝わりますよね〜。

ササッと10分くらいで完成!POPを書いていると、商品の魅力が自分に伝わって、思わず食べたくなるけど我慢しました!!

日頃いろんなお店の販促物を見ていても、売り手側の表現ってすごく多い。お客さんに伝わりやすいように、相手側の言葉に置き換えたり、イメージしやすい言葉を使うことが大切です。気をつけましょうね〜。


富山の美容室「アトリエ倶楽部」の谷島さんの素敵なファイルの続き。

「これ今年の年賀状なんです!」と見せてくれたページには、今年の干支「酉」のイラストが。

なぜ4種類の酉があるのかわかりますか?その理由はとっても愛情に満ちたものだったのです!

 

「ご家族で通ってくださっているお客さまもいるから、みなさんに違う年賀状を楽しんでいただくために、数種類つくったんです」

 

素晴らしいですよね!きっと、年賀状だけではなく、お店のいろんな部分にそういう心配りができているんだろうな〜と思いました。

 

そして、今回谷島さんのファイルを見て感じたことですが、POPを書いて終わりではなく、ちゃんと写真に撮って記録を残して、どの POPの効果が高かったのか?どんな反応があったのか?をしっかり分析しているところも大事なこと。

だからこそ、 POPを書き始めたのが2016年1月と割と最近ですが、短期間でこんなに進化されているんですよね。アトリエ倶楽部さんの取り組みは参考にしたいですね!